国語学習について

R4年度 第二回基礎学力テスト国語の問題分析(3)

じゅくちょー

本日は大問3の古典の解説です。

古典も簡単でした〜。

どうした基礎学!?

数学が難しいから、バランスとって

簡単にしたのでしょうか?

大学共通テストまで、あと52日!!

第三回基礎学力テストまで、あと50日!!

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大問3雑感:『韓非子』より

荀子のもとで学んだ韓非の書いた書物です。

小ネタではありますが、韓非は重度の吃音だったと文献が残っています。

このことから勉学に非常によく励み、文学に秀でる才能を開花させたとのことです。

今回の問題は、

第6問の内容解釈が少しだけ難しかったかなという印象です。

あとの問題は非常に簡単でした。

やはり、満点が望ましいレベルだったと思います。

管仲・隰朋、桓公に従つて孤竹を伐つ。
春住いて冬返る。
迷惑して道を失ふ。
管仲曰く、老馬の智用ふべきなりと。
すなはち老馬を放ちて之に随ひ、遂に道を得たり。

クニ 山 中 水。
隰朋曰く、蟻は、冬は山の陽に居り、夏は山の陰に居る。
蟻壤一寸にして仭に水有りと。
すなはち地を掘り、遂に水を得たり。

管仲・隰朋の智を以つてすら、其の知らざる所に至れば、老馬と蟻を師とするに難らず。
今人其の愚心を以つて聖人の智を師とするを知らず。
また過ちならずや。

「韓非子」より

大問3-(1):現代仮名遣い

傍線部「すなはち」を現代仮名遣いに直し、すべてひらがなで書きなさい。

なんの解説も不要でしょうか。

「すなわち

で、終了ですね。

大問3-(2):助詞の挿入問題

(A)にあてはまる助詞をひらがな一字で書きなさい。

管仲曰く、老馬の智(A)用ふべきなりと。

古文は「助詞が省かれる表現」と言っても差し支えがないほど

省かれまくる文体です。

特に、主語・目的語は省かれる代表格です。

むしろ、高校の古文ではこの省かれている

主語と目的語の判断こそが古典読解の鍵となります。

よって、主語が省かれている場合は

格助詞の「〜が」、副助詞の「〜は」

目的語が省かれている場合は、

格助詞の「〜を・〜に・〜へ・〜や・〜で」など。

(A)の後ろは「用ふ」とあります。

「〜を用いる」という意味の他動詞ですから、

「〜をを足すだけでオッケーですね。

答えは、「を」です。

大問3-(3):セリフ探し問題

傍線部①「隰朋」が話している部分を探し、初めと終わりの四字を抜き出して書きなさい。

今回も、初めの五文字抜き出し問題です。

まずは、前回もブログでまとめていた内容を確認しておきましょう。

会話の始まり

  • いはく、…
  • いいけるには、…
  • いふやう、…
  • …して、
  • …ば、
  • …に、

会話の終わり

  • …と
  • …とぞ
  • …といふ

などの特徴があります。

会話文の判断の覚え方は、

「テント侍り候(、〜と はべり そうろう)

です。

「侍り」「候ふ」という表現は、

基本的には会話文や手紙文でしか使われることはありません。

そして、会話文の中では敬体が多いことから文体が少し違います。

高校古典でも問われることが多いですよ〜。

ということで、非常にわかりやすい問題でした。

二段落目の二つ目の文の冒頭に、

「隰朋曰く、〜」があります。

あとは、「〜と。」で終わっている前で区切ればいいわけです。

答えは、

「蟻は、冬」「に水有り」ですね。

大問3-(4):指示語問題

傍線部②「之」が指しているものを、ア〜オから一つ選び、記号で答えなさい。

ア:管仲
イ:隰朋
ウ:桓公
エ:老馬
オ:蟻

“老馬を放ちてに随ひ、〜”

明らかに「老馬」しかありませんね。

答えは、「エ」です。

簡単すぎませんかね。。。

大問3-(5):書き下し文

二重線部「行クニ 山 中 水。」を書き下しに直して書きなさい。

一二点と返点がある文ではありますが、

それほど複雑な文章でもないので単純に書き下せばいいでしょう。

「山中に行くに水無し。」

むしろ、中学内容の書き下し文は

これ以上に複雑なものはほとんど出題されません。

高校からが複雑なものとなりますね。

大問3-(6):内容要約問題

傍線部③「過ち」とはどのようなことか。次の文の[ ]に当てはまる言葉を、十五字以上二十字以内で書きなさい。

管仲・隰朋の知恵をもってしても、知らないことに出会ったら老馬や蟻を師として学ぶことをためらわないのに、現代の人が、[ ]こと。

本文では、

「今人其の愚心を以つて聖人の智を師とするを知らず。」

と書かれています。

[ ]の前には、「学ぶことをためらわないのに〜」とあります。

ということは、

お尻の部分は「[〜を学ぼうとしない]こと」でOKであることがわかります。

本文の「聖人の智を師とする」とあります。

現代語訳とすると、

「優れた人の知識を師とする」

ということになります。

ということで、

「[優れた人の知識を師として学ぼうとしない]こと」<19字>

が答えとなります。

最後までも簡単に解けてしまうような問題でした。

古文も明らかに簡単!?

大問1〜3を解説・分析してきました。

しかしながら、大問1が一番難しかったかもと言えるほど

非常にここまでのところは簡単です。

大問4での基礎学の意地を見せてもらいましょう!

第3回は漢文になるか、詩歌となるか。

続けて古文の可能性も十分にありますがね〜。

なんにせよ、この難易度であれば

ある程度高得点が見込めるので

ありがたいですがね〜。

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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