こんにちは！杏ちゃんです！
みなさん、「うるう秒」って
聞いたことありますか？
これは、時計と地球の自転のずれを
調整するために作られた時間のことです。
「うるう年」は聞き馴染みがありますが、
この時間については初めて知りました。笑
現在では、各国の標準時間となる
「協定世界時（UTC）」が存在します。
時間は、人々の生活に大きな影響を与えるため、
世界中にある400台以上の原子時計を使い、
進み具合を平均するなどして決められています。
※原子時計：原子の出す電波や光の周波数を、
振り子やテンプの振動のように時間の基準とするもの。
「うるう秒」は、このUTCと地球の自転に基づく時刻が、
大きくずれないように合わせるための
時間であるということですね。
しかし、この「うるう秒」は
2035年に廃止されてしまうようです。
『え、それでは時間のズレが
直らないままになっちゃう！』
と、安易に思ってしまいますが。。。
実は調整のために足している「うるう秒」が
邪魔になってしまっている場合もあるそうなのです。
例えば、
IT業界のように他の業界よりも
正確な時間をもとに仕事がなされている場合、
「うるう秒」として1日に1秒増やされてしまうと
表示時刻と異なるため、
システム障害が起きる可能性が高まります。
このことから、オンラインが発展している今、
国際度量衡局は、うるう秒廃止の理由について
「うるう秒の採用によって生じる不連続が、
衛星ナビゲーションシステムや通信、
エネルギー伝送など重要なデジタルインフラに
深刻な誤動作をもたらすリスクがある」とし、
廃止の方向で進んでいるようなのです。
「うるう秒」が導入された頃よりも
大きく時代が変わっているため、
その時代に合わせた対応が求められている
ということが分かりますね。
私たちも同じで、今の時代は
自分が子どもの頃と大きく異なります。
便利なものが増え、
なんと直接会わなくても
会議や飲み会ができてしまう世界。
その世界に合うように、
教育業界も大きな転換期を
迎えようとしています。
残すべきもの
変化しなければならないもの
時代の波に飲み込まれることなく、
これらを判断できるように
ならなければなりません。
勉強の仕方を今に合わせるということも
その練習の一つになるはずです。
