学び方

教科書改訂、なにが変わるの?!(国語編)

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

4月から新しく高校2年生、

中学2年生になる生徒さんたちから、

教科書が大きく改訂されました。

1年間、生徒さんたちを見てきましたが

その教科書改訂に伴ってか

定期テストのレベルも難化しているように思われます。

では、結局何が変わったのか?

今回は、「国語」に焦点を当てて

まとめていこうと思います。

このテーマに関しては、

文部科学省の改訂資料

分かりやすく解説しているサイトも多いので、

もっと詳しく知りたい方は

ぜひ「2023年 教科書改訂 〇〇(教科名)」で

検索してみてくださいね!!

まずは、国語を指導する上での目標の確認です。

■今まで
・話すこと、聞くこと 
・書くこと 
・読むこと

■これから
・知識及び技能 
・思考力、判断力、表現力 
・学びに向かう力、人間性

新しく設定された目標は

3つの柱に構成され、

今までの目標だった「話す、聞く、書く、読む」は

2つ目の「思考力、判断力、表現力」の中に

含まれることになりました。

つまり、今までの目標だけでは

これからの社会に対応できないため、

新たにそれを使いこなすことのできる

人間を育てることが重要であると示しています。

では、この目標に沿って

授業はどう変わるのでしょうか?

大きく変わった点としては、

コミュニケーション重視の授業になったことです。

習った言葉を書けて、読めたとしても

使えなければ意味がありません。

その知識を使って、

自分で考えて発言する

主体的・対話的な学習が必要になってきます。

単なる詰め込み授業ではなく、

授業内で実際に使えるようにしていくところが

大きな変化のように思います。

そして、新たに加わったことは、

「情報」の扱いについて。

「国語で情報?!」

と思ってしまいそうですが。。。

旧センター試験から

大学入試共通テストに変わったことで、

実用的な文章、図表やグラフ、写真などの

複数の資料や文章を読んで答える問題に

より対応しなければならなくなっています。

つまり、与えられたデータや資料を

どう読み取って使っていくのかを

小・中・高を通して

学んでいくということですね。

国語だけではなく、社会のテストでも

プリント一面に地図やグラフ、表が

載っているぐらいですから。。

情報社会で取り残されないような

学習が目指されています。

明日は、「数学」について

まとめてみようと思います!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

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