柿食へば
鐘が鳴るなり
法隆寺
正岡子規の歌です。
食欲の秋ですが、じゅくちょーは柿が大好きでして(笑)
特にかための柿が大好物。
車で走っていると、腐ってしまいそうな柿を見れば
もがしてくださいとお家に突撃したくなるのです(笑)
季節を感じること!?
技術が進歩することによって、
「旬」という感覚が薄れているような気がします。
俳句の季語も、感覚的には伝わらないことも多くなってきました。
昔の人たちと、現代の人たちとでは
生活環境が違いすぎることで
「当たり前の感覚」の差は大きくなっているのではないでしょうか?
季節を感じる感覚が鈍くなることで、
文章から感じられる背後の心情表現なども
理解することが非常に難しくなっているのかもしれません。
現代文の指導、特に小説の指導の中で
心情の変化を表現した一文のその背後の感情の読み取りが
極端に苦手な生徒も増えてきたように思うのです。
何を当たり前とおくか!?
受験は、試験というものにクリアしなければなりません。
まだまだ日本はペーパー試験が主戦場となっていますが、
今後は面接系の試験などでの評価が増えてくることでしょう。
その際に問われることは、評価する方々が生徒たちよりも
ある程度年上の方々であることを考えると、
自分たちの「当たり前の感覚」を磨くのではなく
評価をする方々の「当たり前の感覚」が問われるのです。
自分たちの「当たり前」を磨いたとしても、
評価をする人たちの「当たり前」の基準がクリアできなければ
試験にパスすることはペーパーであろうとそれ以外であろうと
難しいことになるでしょう。
だからこそ、幼少期には本当に多種多様な経験や体験をしておくことで、
いつ何がプラスとなるか分からない評価をクリアできる力が
身についていくのかもしれませんね。
柿の皮を剥けるか!?
包丁を使うこと。
果物の皮を剥くこと。
剥き方にもさまざまな工夫があり、
皮むき一つをとっても先人の知恵があります。
丸いものを扱うことで、
球体の感覚が養われることもあるでしょう。
りんごの皮を上から下まで切らずに
ひと続きで剥き終わった皮をまな板に置くと
どのような形となるか分かりますか?
生活の中から学べることはたくさんあります。
季節を味わうことからも、
知る知識や先人の知恵は山ほどあります。
机という学習環境から一歩飛び出し、
自然を味わうことで学び取る体験知を
吸収することも学習効果を考える上では
大事なことなのかもしれませんね。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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