『プロの基礎の価値観とは!?』
大学入試共通テストまで、あと211日!
公立高校入試まで、263日!
書籍を執筆するにあたり、
今までの自分の考えを言語化する作業を
粛々と進めています。
主にじゅくちょーは、お風呂の中で考え事をします。
平気で3時間ほど入ることもあり、
考え事をするにはもってこいの場所がお風呂となっています。
そんな中、
一般のご家庭での学習における認識と
プロとの認識との違いがある言葉を説明するのはどうかと
お風呂の中で思い立ちました(笑)
よくお問合せで耳にする
「基礎はできるのですが、応用が。。。」
と言うご相談。
全国の塾長方と雑談をしていると十中八九同じ認識で
「いやいや、基礎ができてないから応用ができないんだよ。」
と言う声が上がります。
では、プロが見ている「基礎」とは
どのような視点なのでしょうか?
今までこの言葉を因数分解したことがなかったので
面白い思考実験となりました。
これも書籍で書いていこうかと思っています。
まず、ざっくりこのような視点に分けることができると思います。
<一般目線の基礎>
・簡単なこと
・用語の知識
・一問一答的な暗記ものの知識
<プロの基礎>
・最も重要なこと
・用語の深い概念知識
・他の知識との共通項と相違点が明確に分かっているか
という違いがあるかもしれません。
さらに、プロ目線としては「基礎の前段階」となる
『前提知識』という視点も持っていると言えるでしょう。
<プロの前提知識>
・社会一般で知られている常識的な知識を身につけている
・一問一答的な暗記ものの知識を身につけている
・言葉には幅があることを知っている
・計算ができる
・公式が頭に入っている
などでしょうか?
よって、生徒の学習の課題を判定する際には
まず前提知識が入っているかどうかがポイントになるわけです。
むしろ、塾での学習は基礎を身につけることが目的と言っても
過言ではないのです。
計算や公式は、基礎ですらなくまだ前提の段階です。
これができて初めて、基礎の段階へと登っていけると考えています。
さぁ、あなたはどの段階で詰まっていますか?
どの段階のどのようなところが課題でしょうか?
夏期講習会では、少しだけ定員を増やして
外部からの受け入れもしようと思っております。
キャンセル待ちの方だけでまだ20組ほどおられますので
なかなか難しい状況ではありますが、
何かしらお役に立てれば嬉しいですね!