じゅくちょーの雑談

英語の教科書のべらぼうな難しさ!?

 

じゅくちょー
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本日の雑談は、こんなこと!

今日のお品書き

『英語の教科書のべらぼうな難しさ!?

 

大学入試共通テストまで、あと249日!

公立高校入試まで、302日

 

先日、静岡の教材会社の方と情報交換をしていました。

本当に多岐にわたる教育上の情報をお教えいただけるのですが、

今年から新しくなった中学の英語教科書の話題に。

 

学校現場も塾の現場でも、

今まで見なかったようなミスの仕方をする

中1生が増えてきているとのことでした。

 

あるあるのミスで定番なのが、

” I am not play tennis.”

というものです。

 

ですが、これを飛び越えて

“I can not am play tennis.”

などの、逆にすごいと言わざるを得ないようなミスが

多くなってきたとのことなのです。

 

小学生英語のキツいところは、

文法的な解説を避けるあまり

三人称単数などは極力避けた内容で指導します。

 

その苦肉の策として、

助動詞canを多用することで

原形の動詞を使って文章を作ることでことなきを得ています。

 

その影響でしょう。

助動詞・be動詞・一般動詞の違いをあまり理解できていないまま

感覚で解いてしまっていることで、上記のようなミスが出てしまうと予想します。

 

もちろん、中学の教科書は

小学校で助動詞もbe動詞も一般動詞も

「習っている」という体でスタートします。

そりゃ、中1生がかわいそうというものでしょう。

 

総合的に考えて、

小学生英語の教科書内容に合わせた指導をするよりも

以前の中学生が初めて英語を習うようなペースで

小学生にも英語指導をしたほうが

断然プラスの効果があると考えています。

 

ローマ字の習得をし、国語レベルでの日本語の文法が理解でき、

主語・述語・修飾語が判断できるようになれば、

小学生でも中学英語の流れで指導することは可能です。

 

案外、英検を合格できていれば

英語力があると勘違いする方も多くいらっしゃいます。

小学生であっても詰め込み対策で3級程度なら合格してしまい、

全く文法的なものが理解できていないまま、

高校英語に突入して英語嫌いになってしまう生徒を多く見てきました。

 

英検合格を目標にするのではなく、

中学英文法がマスターできれば準2級までは普通に合格できます。

高校英文法がそこそこでも、中学英文法がマスターできていれば

単語次第で2級合格は案外簡単に合格できます。

その時における対策を着実に進めていき、

結果的に英検合格ということができることが望ましい対策かもしれません。

 

準1級だけは、戦略的な対策が必要になってきます。

高校英文法をマスターした上で、準1級用の英単語と英熟語を

膨大に習得できてようやく合格が見えてきます。

 

小学生から中学生、高校生の教科書内容が

本当の意味でマスターできていれば準1級の合格も

無理ではないと感じますが、

それでも資格取得が目的化してしまうことで

足元の土台がぐらぐらなまま進級していくことが懸念されます。

 

とにかく、難しくなった中学の英語教科書に

まずは中1生たちは、取り残されないように

定期テスト対策を取り組んでいきましょう!

 

たろー
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