中1の基礎学の問題を提供していただけたので、
まずは中1の基礎学分析から。
はじめに、英語の基礎学ですが、
だいぶ傾向が変わってきています。
では、見てみましょう!
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 「新中1小学内容総チェックテスト」を10名限定で無料実施!
- 3月9日ー11日の間で、新年度入塾面談を実施します!
- 3月18日(水)19時から、新年度の進学入塾説明会を実施します!
- 春期講習の受付を開始いたしました!
- 春期講習は、3月19日(木)ー4月1日(水)の14日間です!
リスニングが大問4つ、、、だと!?
まず英語を開いて驚きました。
リスニングの大問が4つになっていました。
全国の公立高入試においてリスニングは増加傾向ではあります。
内容も、選択肢が問題に書かれているタイプではなく
選択肢も英文で読まれるタイプの、難易度が若干高くなるものでした。
そして、リスニングから英作文をさせる問題はもちろんながら、
放送を部分的に日本語で訳して書き抜く問題も出されました。
これは、今年度の公立高校入試においても、リスニングはポイントとなりそうですね!
中2の問題が楽しみです。
英語「を」答える問題ではなく、英語「で」考える問題!?
大問1〜4がリスニングでした。
そして、大問5〜12までが文法と長文の記述問題です。
文法は特に、「目の前の相手を対象にした会話」ではなく
「その場にいない人や主語が入れ替わった時の対応」を求める
状況においてその会話の対象を考える問題が多くありました。
この問題形式になると、英語を記号的にパズル感覚で解いている生徒
(特に某K文式の思考が染み付いているタイプ)は、ミス多発です。
英語で状況を思い描いて「意味を考える」のではないからです。
パターン学習に慣れすぎると、柔軟に対応すことに不慣れになります。
決して難易度が難しいのではなく、今までのパターン学習では対応できないだけです。
特に冒頭の大問5は、初めて見る問題でした。
【 】内の全ての文字の順番を変えずに用いて、正しい英文になるように書き直しなさい。
その際、必要に応じて、下の□の中から適切な符号を選んで加えること。
Jane : Are you from Canada?
Mike : 【 noiamnotfromcanada 】
<符号> . , ? ‘ ” ” !
難しくはないですが、当たり前のことを丁寧に指導されていなければ、迷う問題ですね。
長文も、英語で資料を読み取り計算する問題に!?
大問10の長文では、アンケート結果を読み取る問題でした。
記憶ではあまり中1レベルでは出題されていなかったように思います。
さほど難しくはありませんが、計算する問題などは初めてかもしれませんね。
大問11の長文は会話文でした。
これも文脈から語句や文章を推測する問題がメインとなっています。
直接前の文の動詞と解答となる文の動詞が一致しない問題が多くあります。
おそらくこれが、今回の1番のポイントかもしれません。
「〇〇が好きなんだ」→「だから、〇〇を毎日しているよ」
たったこれだけのことなのですが、
意外や意外、たったこれだけのことが推測できない子もいるのです。
難易度は普通。ですが、平均点は低くなる可能性は大きいテストでしたね(汗)
ちゃん♪ちゃん♫
2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。