徳島県公立高校入試、平均点の実態！？

早速見てみることにいたしましょう！

	合計		国語		数学		社会		理科		英語
平均点	277.0	差異	61.2	差異	45.7	差異	57.9	差異	55.7	差異	56.5	差異
2014年度	270.1	-6.9	56.2	-5	46.1	+0.4	59.4	+1.5	54.2	-1.5	54.2	-2.3
2015年度	294.2	+17.2	65.3	+4.1	53.0	+7.3	63.4	+5.5	61.1	+5.4	51.4	-5.1
2016年度	270.2	-6.8	65.5	+4.3	43.4	-2.3	56.7	-1.2	44.7	-11	59.9	+3.4
2017年度	284.6	+7.6	66.9	+5.7	46.6	+0.9	54.2	-3.7	56.3	+0.6	60.6	+4.1
2018年度	258.6	-18.4	54.0	-7.2	40.4	-5.3	53.3	-4.6	51.9	-3.8	59.0	+2.5
2019年度	275.4	-1.6	62.6	+1.4	46.1	+0.4	54.8	-3.1	54.5	-1.2	57.4	+0.9
2020年度	281.1	+4.1	57.5	-3.7	46.0	+0.3	61.2	+3.3	60.6	+4.9	55.8	-0.7
2021年度	275.6	-1.4	60.8	-0.4	46.9	+1.2	57.6	-0.3	58.0	+2.3	52.3	-4.2
2022年度	270.2	-6.8	58.9	-2.3	42.9	-2.8	60.2	+2.3	55.2	-0.5	53.0	-3.5
2023年度	290.1	+13.1	64.6	+3.4	46.0	+0.3	58.4	+0.5	60.1	+4.4	61.0	+4.5

平均点データだけを見れば、

基礎学の平均点よりも少し高い数値となっています。

ここ10年を振り返ってみると、

基礎学の方が入試よりも若干ですが

難しくなっているような気がします。

昨年度の入試のデータからは、

易化したことが読み取れますね。

さて、今年度入試はどうなるでしょうか？

データから読み取れることは多くはありません。

しかし、平均点から大幅に点数が上下した翌年は

それを調整するような動きが見られます。

例えば、2015年度から2016年度は

20点近くの点数下落となりました。

2017年度から2018年度も、

25点近くの下落となっています。

これをリカバーするためか、

2019年度は15点ほど戻ってきました。

昨年度は、平均から13点高い年でした。

今年度はその調整のために、

難易度は上げてくるかもしれませんね。

徳島県も遅ればせながら、

全国の思考力問題の出題傾向に

フィットさせてくるようになりました。

よって、基礎学力テストの傾向も

思考力重視の問題になってきています。

作業暗記型の学習タイプの生徒を

置いてきぼりにするような

意味理解型の問題にシフトしています。

なんでも先回りして、

子どもたちが考えて自分で行動するということを

奪ってきてしまったような環境で育てば、

子どもたちは自分の頭で考えることなく

公式に数を当てはめるだけのような学習が

習慣化してしまいます。

自分で考えて行動することは、

そのお膳立てが大人の側から必要になります。

そのお膳立てが全てやってしまうことになってしまえば

子どもたちは思考力を失っていきいます。

受け身で授業を受けるだけ、

やらされるだけ

言われるだけ

叱られるだけ

管理されるだけ

命令されるだけ

指示されるだけ

この「だけだけ教育」の呪縛を解くことが

子どもたちが育つ環境に必要なことなのでしょうね。

ちゃん♪ちゃん♫

校

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