本日も、粛々と生徒たちが集まり、
体験生も続々と授業に参加しています。
来期の卒業生たちの入れ替わりとして
新たな生徒たちとの出会いの季節が
『つばさ』での秋という季節です。
新たな出会いは新たな気づきにもなります。
今日は、そんなお話です。
「分かりません」を連発する子!?
『つばさ』は一斉授業という形態では、
指導をしない変わった塾です。
生徒たちは個人個人に与えられた課題や、
自分で取り組みたい課題を
それぞれに黙々と演習して解き、
スタッフたちへと採点に持ってきます。
採点の最中に、質問が出ることもしばしば。
採点の前に、理解できない部分を
自分で分かりたいがために
質問に持ってくる生徒も多くいます。
しかしながら、その際に
「分かりません!」
だけを伝えてくれる生徒もいるのです。
わからないことが悪いわけじゃない!?
わからないことを自分の中に明確に発見し、
理解せんがために質問に来ることは
とても尊いことです。
しかし、「わかりません!」と伝えたところで
問題は解決することはありません。
「わからない」とは単なる状態を表す言葉です。
困っているときに「困ってる!」と叫んだところで
状況は改善することがないのです。
「わからない」という状況に対して、
「何に困っているのか」
というものを書き出してみることをお勧めします。
問題の条件を図示してまとめ直してみたり、
問題の中の用語で定義を知らないものに対して
意味を調べてみたり。
「わかりません!」という言葉を、
自分で考えることをパスするかのような
呪文として使うのではなく、
「何はわかっているのか」
というものにフォーカスする習慣を持つようにしましょう。
エスケープする魔法の言葉じゃない!?
「わかりますか?」
という質問に対して
「わかりません。」
という答えをいうことで
その場から逃れて人から馬鹿にされずに
すんだ経験があるのかもしれません。
わかっていると思って答えたことが
間違ってしまって笑われたこともあるでしょうか。
「わかりません!」を
楽になるための手段として使っていませんか?
この言葉を使いたくなったとき、
一回深呼吸してみましょう。
そして、わかっていることだけを
まずまとめてみる。
手を動かして突破口がないか模索してみる。
そこからでも、「わかりません!」
を唱えるのは遅くないのですから。
ちゃん♪ちゃん🎵
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