共通テストもあり、
忙しさはマックスです!
ひとまず、詳細な分析は後回しにして
ざっと目を通した感想を!
国語と英語は!?
序盤の漢字と語句知識の問題では
行書の省略の問題が出題されていました。
長いこと問題を見てきていますが、
記憶になかったような問題です。
助動詞と形容詞の識別もあり、
「ぬ」への言い換えを知らない生徒にとっては
難しかったかもしれませんね。
しかしながら、読解に関しては
小説も論説も読解講座で説明した解き方で
全てさらりと解けるような問題でしたので
ごくごく標準的な問題だったかと。
作文の前の思考力系の読解問題は
非常に面白かったと思います。
英語に関しては、文法問題でミスをしてしまうほど
ややこしい問題が出題されていました。
あれはネイティブが見たらどう反応するのでしょうね。
条件英作は、ほぼ和文英訳の問題でしたので
逆に解きやすかったかと。
ラストの長文に関しても想定したほどは難しくはなく
時間配分を間違わなければしっかりと解ける問題でした。
第二回ほど簡単な問題ではありませんでしたが
最近の実力テストの方が難しかったと感じるレベルでしたね。
問題の数学は!?
誰もが口を揃えて難しいといっていた数学。
確かに、初見のような新傾向問題ではありました。
しかし、その正体は条件を丁寧に図示し
書かれている日本語を読み解いて式へと変形させる
読解力重視の問題というだけで
中身自身は難しいものではありませんでした。
逆に言えば、読解力が高いタイプの生徒さんにとっては
数学が解きやすかった可能性もあります。
しかしながら、緊張感のある試験の中で、
初見と見られるような問題に対して
冷静に対処できるメンタリティをお持ちの生徒さんも
多くはないと思います。
だからこそ、普段の授業や演習の中で
簡単であったとしても常に条件を図示し、
意味を理解しながら問題を解くという
正しい学習の方法が身についているかどうかが
今回の数学や今後の徳島県の数学攻略の
肝になるのではないかと感じずにはいられません。
秘伝公式や解放テクニックを重視した
昭和の数学ガチガチ訓練では、
数学に関しては怖い気がします。
理科社会は!?
社会は公民の記述問題でややこしいものがあったりと
部分的に難しく感じる問題がありました。
これは理科でも同様です。
単元によって難度の差が大きかったですね。
特に浮力の問題など。
策問者の思いを感じた部分としては、
中1中2からコツコツと学校の授業を
大事に取り組んできた生徒さんが
しっかりと得点につながるような問題を
策問したのではないかと感じました。
受験期が近づき、必死で急に受験対策をして生徒たちではなく
地道に学習を積み重ねてきたタイプの生徒たちが
報われるような問題の作りだったような気がします。
全体の平均点としては、
第二回よりも下がっていることが予想されます。
数学の分が下がったということもありますが、
全体的に数問のミスが積み重なって
10〜20点ほど下がっているのではないかと。
こりゃ、ボーダー予測がかなり大変になりそうですね〜。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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