業務報告

三位一体で取り組む

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

2泊3日の出張最終日は

またまた京都に戻り、

幼児教室の現場を見させていただきました。

今回は幼児教室に参加している

生徒さんのみの教室で、

年齢も学校もバラバラの子どもたちが

小さくて可愛い机に向かって

ひたすら問題と向き合っていました。

問題と言っても、

学校のテストのようなものではなく

立体図形を様々な方向から見ると

どのように見えるのかを調べたり、

小さなビーズを器用に手先を使って

移動させたりしていました。

一見、別々のことをしているように思えるこの作業、

実は作業が終わると

必ず数字を意識させる時間が設けられます。

例えば、立体図形の中には

四角形が何個あるのか。

その数字は、どの数字を組み合わせれば

作ることができるのか。

また、ビーズをパッと見て何個あるか予想をして

実際に何個あったのか数えながら

求めていく作業もありました。

数字を文字として認識するのではなく、

イメージと具体物を使いながら

数字という概念を理解していく時間です。

それを日本の和算と組み合わせて、

徹底的に数字の概念を頭に入れるように

授業が工夫されています。

立体図形の絵では

実際の形が分かりにくいとなれば、

子ども自ら積み木を使って

目の前にある立体図形を形にしていきます。

自分の頭の中のイメージが

本当に合っているのか。

一つひとつ、確かめながら

確実なものにしていくのです。

積み木やパズル、ビーズなど

可愛いものを使っているので、

簡単なように見えますが

大人でも苦戦することもあります。

そして何より、

保護者の方と一緒に

子どもと向き合っていかなければなりません。

子どもたちは、素直なこともあれば、

「難しい、したくない」と

拒んでしまう場合もあります。

そんな時、家族だからと

「なんで出来ないの?」

「分からないなんてダメだ」

と、このようなセリフを感情的に

吐いてしまってはいけません。

それは、子どもたちを傷つけ

押さえつけてしまう言葉だからです。

いくら幼児教室で気をつけていても

ご家庭でそのように言われ続けていたら、

子どもたちも何を信じればいいのか

分からなくなってしまうはずです。。。

本日の見学では、

とても多くの衝撃や学びがありました。

その中で、上記で述べた

「保護者・子ども・先生」の三位一体で

頑張る大切さを目の前で見させていただきました。

お忙しい中、見学を受け入れてくださり、

本当にありがとうございました!!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

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