こんにちは!杏ちゃんです!
本日、中3の生徒さんが解いていた
第二回基礎学力テスト過去問の
国語の丸つけをしていました。
解答を見ていると、大問2の最後にある
棒線部が示している部分の理由を説明しなさい
という問題で逆の意味を持つ文章を
答えに書いていることに気が付きました。
問題は以下の通りです。
「幼児教育の観点でいうと
Aは使わない方が良いとある。
しかし、それはナンセンスである。」
問題:棒線部の理由を答えなさい。
ここで答える筆者の主張としては、
Aをマイナス面で捉えた理由でしょうか?
それとも、Aをプラス面で捉える理由でしょうか?
先ほど例に出した生徒さんは、
Aをマイナス面で捉えた理由を
答えにしていました。
答えが間違った原因として考えられるのは、
否定の表現が続く文章だったということ。
「〇〇しない、ということはナンセンスである」
ここから分かることは、
筆者は「〇〇しない」ということを
否定しているということです。
つまり、「〇〇した方が良い」という
プラス面を押し出した理由を
答えなければなりません。
ちなみに、ナンセンスとは
意味がないことや、ばかばかしいことを指します。
そもそも、ナンセンスが
否定している言葉だと知っていないと
答えることができません。
阿波弁の「あるでないで(訳:あるでしょ)」が
他県の人からすると「あるの?ないの?」と思うように、
ややこしい言葉や曖昧な言葉の意味を知って
文脈を判断できるかどうかが
この問題に正解するためのポイントとなります。
もうすぐ第二回目の基礎学力テストが
実施されますね。
テストや試験の本番こそ
時間に追われて焦ってしまうことが
多くなってしまいます。
焦ってしまうと、
いつもより文章を雑に読んでしまうことも
あるかもしれません。
裏って書いているから裏だなと決定する前に、
他の表現で言い換えられていないか
きちんと見てみましょう!!!
普段から言葉の意味を理解して
丁寧に読むことを心がけましょうね!!!
今日はここまで!杏ちゃんでした!
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!