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広島大学、英語二次試験の自由英作文とは!?

 

じゅくちょー
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本日の雑談は、こんなこと!

今日のお品書き

『広島大学、英語二次試験の自由英作文とは!?

 

大学二次試験まで、あと13日

公立高校入試まで、あと24

中1•2基礎学力テストまで、あと日!

中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

 

『つばさ』では本年、広島大学を受験する若人がおります。

広島大学の二次試験の英語は、

他大学の英語の試験よりも少し特徴があります。

それは、自由英作文です。

 

英文や資料を読み取り、自身の意見を述べるタイプの

小論文型の自由英作文です。

実際のところ、これは「自由」というわけではなく

やはり「小論文」のように記述しなければなりません。

 

自分の意見を書けと指示があったとしても、

自由奔放に文章を書けば良いわけではありません。

相手を納得させるだけの、

論理的な文章構造にしなければならないのです。

 

よく中学英作文や英検2級のライティングにおいても

「私は〇〇に興味があります。

それは、〇〇がとても面白いからです。」

というような、論理性ゼロの英作文を見かけます。

 

ですが、英検2級においても

このような英文でもミスなく書けていれば

ある程度の点数になるから困ったものです。。。

 

二次試験対策も佳境となり、

昨日はこのような問題に一緒に取り組みました。

グラフから、

「犬の飼育頭数と猫の飼育頭数の年度別の変遷を見て、

その変遷に関しての意見を述べよ」

という問題でした。

 

グラフだけの変化を見れば、

犬の飼育頭数が劇的に2016年を境に下がっており、

同時に2016年から猫の飼育頭数が劇的に伸びていました。

現在では、犬が10年ほど前から1,000頭ほど減少し、

猫が10年ほど前から200匹ほど増加しています。

 

広島県が動物の殺処分をゼロにする活動をしているということを

知っている他県の高校生は少ないと思います。

この増減は、野良猫の譲渡数の増加を表し、

犬は飼い続けることが条件となり散歩の必要性などの点から

敬遠されていることを示しているのが本当のところでしょう。

ですが、このことを知らなければなかなか意見を述べることは難しいはずです。

 

だとするならばこの情報から読み取ることができるのはなんでしょうか?

例えば、「犬は基本的に屋外で飼い、散歩が必要」で

「猫は基本的に屋内で飼い、散歩が不要」と考えてみるとどうでしょうか?

そうすると、「飼いやすさ」という点で意見を述べることができ、

社会的に考えてもデバイスの「直感的な操作」や

何事にも「手軽さ」が受け入れられている背景からも

何かしらのことを述べることができるでしょう。

 

ですが、忘れてはなりません。

これらを英語で書かなければならないのです。

グラフの推移を言い表すような英文に、

それほど慣れているわけではない受験生たち。

読むことはなんとかできても、

自分で読み取ったことを論理的に記述するのは

並大抵のことではありません。

 

二次対策も大変です!

高校入試も大変です!

コロナ対応も大変です!

しかしこれは、

「大」きく「変」わるチャンス!

『つばさ』はどんどん強くなっていきますよ〜!

ちゃん♪ちゃん♫

 

 

たろー
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