生徒たちの自己表現！？

 

 

 

じゅくちょーには芸術を批評し堪能できる情操的な部分は

さほどありません。

ですが、子どもたちの内面の表現を

言葉と雰囲気以外で垣間見ることができる「芸術」は

本当に興味深く大好きです。

 

本日は、「いけばな小原流・華道展」にお呼ばれし

生徒２名の作品の鑑賞に伺いました。

2人とも塾で見せる姿とは違う、

可憐で大胆な表現となっていたように思います。

こういう一面を見させてもらうのは

とても刺激的なことですよね。

 

子どもたちは、いくら大人ぶっていたとしても

自分の思いや考え、悩みや希望を

うまく表現できないことがあります。

だからこそ子どもと言える訳ですが、

子どもが子どもでいられるためには

大人がその言葉にできない内面的な部分を

汲み取ってあげる必要があると思うのです。

 

であるならば、大人たちは言葉にならない

子どもたちの内面を高感度で受け取るための

アンテナを備えておく必要があるのでしょうね。

むしろ、そのアンテナが備わっていないとするなら

それは年齢だけ大人、形だけの親、立場だけの教師と

なってしまいかねません。

 

子どもたちにあれやこれやと要求する前に、

大人たちこそが学び成長し高まっていく姿を

子どもたちに見せてやる必要があります。

 

最近のある調査では、大人になって1日のうち

学んでいる平均時間は6分ほどとの結果がありました。

その口が子どもたちに学べと言っているのでしょうかね。

子どもたちは、大人の言っているようにはなかなか育たないものです。

子どもたちは、大人のしていることを見て学び育っていくものです。

有言実行・不言実行が我々大人たちにこそ、

求められているのだと強く感じる日曜日なのでした。