読解テクニックの柱は、
- 言い換え
- 要約
となります。
これらができなければ
読解などはできるはずもありません。
では、この二つを支えるものは何かといえば
『語彙力』なのです!
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英語で考えると分かりやすい!?
英文読解を例に取ってみましょう。
指示代名詞が何を指すか。
複雑怪奇な英文の構造を読み解き、意味はどのようか。
このようなことができるためには、
その根本となる英単語の意味を知っておかなければなりません。
ですが、英単語もただ単純に
一語一義を知っているだけでは
役にはなかなか立ってくれないものです。
語彙には、広さがある!?
“light” という英単語を考えてみましょう。
辞書には以下のような意味が登場します。
名詞
1 U光; 明かり(↔ darkness); 〖the ~〗 日光; C(独特の色・明るさを持った)光
2 C明かり, 電灯(electric light); 照明(→ lamp 1); 〖~s〗 脚光
3 C(信号機にある特定色の)信号; 〖~s〗 信号機(traffic lights)
4 C〖通例~s〗 (自動車などの)照明; ライト
5 C⦅くだけて⦆ 〖単数形で〗(タバコなどの)火; マッチ, ライター
6 U⦅文⦆ ; 〖具体例ではa (…) ~〗 (興奮・熱意を示す)目の輝き, 目つき
7 C観点, 物の見方(view) (!通例修飾語を伴う)
8 〖(the) ~s〗 (洗濯物の)色の薄い物(→ white名詞7a, dark名詞3b).
9 ⦅書⦆ ; 〖the ~ of A〗 A〈知性・真理・創造など〉の光明, 啓発.
10 C〘建〙 (屋根や壁にある)採光窓; 光の取り入れ口.
11 C⦅英⦆ (クロスワードなどの)空欄.
12 U(権利として認められる)日照.
形容詞
1 (日が出て)明るい; 〈部屋などが〉(日当たりがよく)明るい(↔ dark)
2 〈色が〉淡い, 薄い; 明るい感じの
3 〈コーヒー・紅茶が〉ミルク[クリーム]がたっぷり入った.
動詞
他動詞
1 …に火をつける(up)
2 «…で» 〈場所〉を照らす, 明るくする
3 ⦅文⦆ «…へ» 〈人・行く道〉を(明かりで)導く
自動詞
火がつく; 燃える.
たった一語の単語で、これだけの意味が表出してきます。
語彙の数を増やすだけでなく面積を広げる?
単純に語彙数を増やすより、
その語彙の持つイメージの幅を広げることで
その他の意味との『重なり』を増やすことが重要です。
語と語の『重なる』ことで、『色濃く』なっていきます。
この色濃くなった面積こそが『本物の語彙力』なのでしょう。
では、それをどのようにすれば叶えられるのか?
果てしない教務の道は、
まだまだ続きます。
試行錯誤の毎日ですね。
ちゃん♪ちゃん♫
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