大学共通テストは、
「思考力・判断力・表現力」を求めて
改革されたテストとなっています。
これらを叶えるために、
とにかく「読解力」を高く求められることが
全教科のポイントとなるでしょう。
文章を読めなければ、点数は見込めないのです。
- 9月20日(日)−21日(月)は、単語帳丸暗記講座を振り替え実施します。
- 中3生の受け入れは、10月いっぱいまでとさせていただきます。
- 日曜セミナー『国公立大学:二次対策化学・物理・生物』は、10月4日(日)から全8回で開講します。
どのような意図で作られているのか!?
まず、共通テストの現代文はどのような特徴があるのか?
以下に記してみましょう。
- 実用的な場面を想定した問題
- 通常の文に加え、グラフ・写真・図・表などの読み取り問題
- ②を組み合わせた複数の文章・資料を関連ずける問題
- 必要な情報を抽出し、統合・考察・解釈を求める問題
- 論理的に思考し、判断を求める問題
- 抽象と具体を往復する思考力を求める問題
などが挙げられます。
一見すると難しいように感じられるかも知れませんが、
親御様たちが社会の中で「当たり前」のように
行っていることを共通テストでは求めているのです。
具体的にはどのような問題が!?
例えば、
「町おこしをするための会議の様子」が題材として与えられ、
その会議内で提示されたグラフや表などの資料を元にした問題。
データをいかに文章から深く読み取るかを求めています。
大学側や社会が求めるスキルを、
露骨に国語のフィールドで確かめようとしています。
もともと得意な生徒にとっては、
解きやすくなったと感じるかも知れませんが、
そのような経験が乏しい生徒にとっては
苦痛以外の何物でもありません。
詩を鑑賞する題材の問題!?
公立高校入試にも最近は出題されていますが、
詩や和歌を鑑賞し、その意見を発表し合うような内容の
変則的な現代文の問題も増えてきました。
相手の意見をいかに読み取り、
別の表現で言い換えることで
相手の想いをどの程度まで正確に理解できているかを
問うような問題も最近ではみられます。
書かれている文章の前後から何かしらの
文章を書き抜くだけが現代文と思っている生徒を
完全に弾いていくような問題です。
国語も敵を知り、対策を講じなければ
本番で想定外の問題に足を救われるかも知れませんね!
ちゃん♪ちゃん♫
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