国語力や読解力、そしてそれらの土台になる『語彙力』。
では、語彙力とは果たしてどのようなものなのでしょうか?
おそらく、耳にしたことがある言葉の多さを刺してはいないでしょう。
意味が分かる言葉の多さ?
それでも十分でないように思いますね。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
- 高3生:あと2名で定員です。
- 高2生:あと2名で定員です。
- 高1生:募集は締め切りました。
- 中3生:あと5名(今年度の中3募集は10月末まで)
- 中2生:あと3名で、定員です。
- 中1生:あと4名で、定員です。
- 小4-6生:あと若干名、お受けいたします。
言葉で切り分けることができるか!?
「分かる」「解る」「判る」=『わかる』
これらの漢字には、全て「刀」に関するものが含まれています。
「判る」の部首は、「立刀(りっとう)」です。
刀で半分に分けるという意味があります。
ここから考えるに、語彙力がある状態とは、
その語彙が持つ意味の範囲で、
別の言葉とを切り分けられることを指すのではないでしょうか?
境目があいまいだと、切り分けられない!?
音として聞いたことがある程度であったり、
読めるだけで意味が分からない程度の語彙力。
これでは、言葉と言葉のつながりやかたまりはもちろん、
比喩表現が何を指すのかも受け取ることができません。
はたまた、指示語がどこからどこを指すのか、
傍線部と同じような意味の別の文章も見つけることができないでしょう。
中途半端な語彙力では、文章を本当の意味で理解ができなくなるのです。
区別がつけられた瞬間が、分かった瞬間!?
文章が理解できる、わかる状態。
それは、語彙により単語と単語、文章と文章、文脈と文脈が
明確に区別できている状態なのでしょう。
では、このような語彙力がどのように身についていくのでしょうか?
その第一歩として、身に付けた語彙の『反対語』を徹底的に理解しましょう。
反対語の知識を高めれば高めるほど、その言葉の区別がつくようになります。
反対語を理解することで、対立関係も理解できます。
人はつまるところ、二項対立でしか物事を考えられません。
文章もそのようにできているのです。
常日頃から、物事の反対の意味を考える習慣を身に付ける!
何やら、ひねくれた人間が完成しそうではありますね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
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