国語学習について

徳島県公立高校入試、国語の分析・考察(1)

 

2011年〜2019年度入試までの分析を。

2018年度入試から、漢字の扱いが変わりました。

語句や文法などは、大問1として別個に。

よって、まずは長文と古典の出題出典を羅列します。

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

 

文学的文章のデータ分析

 

まずは、文学的文章の出典から。

2011 「スコーレNo.4」:宮下 奈都
2012 「想い雲」:高田 郁
2013 「鷹のように帆をあげて」:まはら三桃
2014 「チア男子!!」:朝井 リョウ
2015 「3年7組食物調理科」:須藤 靖貴
2016 「春や春」:森谷 明子
2017 「花舞う里」:古内 一絵
2018 「リーチ先生」:原田 マハ
2019 「星に願いを、そして手を」:青羽 悠

 

2016年の「春や春」は、他の5都府県でも同じ年に出題されています。

2018年の「リーチ先生」も、同様です。

何か学校用の著作権関連で提供されている資料があるのでしょうね。

 

論理的文章のデータ分析

 

続いて、論理的文章の出典を。

2011 「日本語 表と裏」:森本 哲郎
2012 「考えないヒト」:正高 信男
2013 「宇宙から学ぶ」:毛利 衛
2014 「日本のデザイン」:原 研哉
2015 「自然再生」:鷲谷 いづみ
2016 「ヒトはなぜヒトになったか」:長谷川 眞理子
2017 「外国人は日本文化の『何』を知りたがっているのかーそのエッセンスは茶道の中にー」:山崎 武也
2018 「モラルの起源ー実験社会科学からの問いー」:亀田 達也
2019 「能 650年続いた仕掛けとは」:安田 登

 

2016年の「ヒトはなぜヒトになったかは、他の2都府県でも同じ年に出題されています。

2018年の「モラルの起源」は、1県で出題されています。

これも、何らかの意図があるのかもしれませんね。

 

古典のデータ分析

 

最後に、古典の出典を。

2011 「堤中納言物語」:不詳(短編物語)
2012 「おくのほそ道」:松尾芭蕉(俳諧)
2013 「徒然草」:吉田兼好(随筆)
2014 「早に白帝城を発す」:李白(漢詩)
2015 「十訓抄」:不詳(教訓説話集)
2016 「伊曾保物語」:不詳(仮名草子)
2017 「徒然草」:吉田兼好(随筆)
2018 「仮名世説」:大田南畝(随筆)
2019 「枕草子」:清少納言(随筆)

 

何やら、教科書に掲載の古典とそうではないものが

交互に出されているような雰囲気です。

もっと調べてみます。

 

全国で採用されている教科書で、どんな古典内容があるかをチェックします(笑)

ちゃん♪ちゃん♫

 

じゅくちょー
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それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2019年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

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