高校受験について

徳島高校入試、社会の考察

 

完全に、社会は暗記教科からの脱却を図りました!

 

「理科・社会は暗記科目でしょ?」

 

などと語る親御さん方!

 

ボディコン着て街中歩いているような感覚ですよ〜!

 

じゅくちょー
じゅくちょー
どーも、徳島国語英語専門塾つばさ、阿部でございます!

 

まずは概要から。

 

徳島県の社会の問題は、

 

基本的にはずっと大問6題。

 

題問1、2が、地理。

 

題問3、4が、歴史。

 

題問5が、公民で。

 

題問6が、地歴公民の集合問題です。

 

配点は、後半の5、6で40点ほどあるそうです。

 

 

私は社会は専門外ですので、

 

来年度から香川県の公立中学で社会の教鞭を執る

 

元同僚のUR先生より講評をいただきました。

 

 

まず、一問一答系の問題は、たったの1問のみ。

 

UNICEFを選ぶ問題だけで、

 

あとの問題は、選択であったとしても

 

文章の中から正誤を判断し選び取るような

 

正にセンター試験のような問題です。

 

単純に暗記だけして、学校の授業を座って

 

受けているだけでは太刀打ちできないレベルです。

 

 

記述問題も2年前の過去最高数と同様の出題数。

 

記述が苦手(そもそも日本語を書くこと自体が苦手)

 

である生徒には、酷なテストとも言えるでしょう。

 

 

極めつけは、資料読み取り問題です。

 

生徒の皆さんは分かると思いますが、

 

「銀の最大の産地と場所を選ぶ問題」

 

反則でしょ?なぜ銀?なぜ石見?

 

「大分県と佐賀県を資料から読み取る問題」

 

なぜその県?温泉の別府はかろうじていいにしても

 

佐賀?はなわ(芸人)が自虐してた県ですよ?

 

しかも与えられた資料が、

 

温泉の源泉数・麦の収穫量・携帯電話加入数って!

 

宮崎と佐賀のどちらかで麦が多く取れているっていう

 

問題をあまり見たことがないですよ〜!

 

アメリカの工業の発展の歴史の時系列を

 

並べ替えよ?まだなんとか分かるにしても!

 

題問6なんかは、テーマが

 

「地域の課題に対応したまちづくり」って!

 

高3の徳大の地域創生コース志望の子たちに

 

指導しているくらいの内容ですよ?

 

「6次産業化」の取り組みを、各産業の意味をふまえて

 

「地域ブランド」という語句を用いて書きなさい、ダァ?

 

地方創生コースの大学生を捕まえてきて

 

語らせてみてもいいんじゃない?って問題です。

 

 

もちろん、標準的に取れる問題はあるにはあります。

 

しかしながら、昔ながらの通り一遍等の

 

社会の対策では80点以上を取るのが

 

難しい時代に突入しました!

 

 

新聞の講評にもあった、

 

「学校の授業を大切にしていれば。。。」

 

はぁ!?一つの分野を多面的に考え

 

思考させるような授業時間を確保できるのでしょうか?

 

先のUR先生は、授業では意味や時代背景、

 

その出来事が「何故」起こったのかを詳しく説明し

 

授業後の補習で口頭でのチェックテストで

 

意味の理解ができているかの確認をしていました。

 

多面的な問題に触れさせ、様々な角度から

 

一つの事象を捉えれるように、工夫に工夫を重ねた

 

素晴らしい講師でした。

 

はっきり言って、同年代で彼の授業レベルに

 

太刀打ちできる教員はいないと断言できます。

 

 

上位公立高校を目指される受験生たちは、

 

学区撤廃時代がはじまると、

 

より熾烈な受験競争となることは間違いありません。

 

今まで、徳島での高校受験は

 

1年あれば十分に城東・城南であれば

 

合格させてあげられていました。

 

しかし、今の時代は『準備』が全てと言えるでしょう!

 

高校受験が、県外同様に「落ちて当然」の

 

競争となるかもしれません。

 

大学受験なみの『準備』が

 

高校受験から求められる時代となったのです!

 

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

 

たろー
たろー
個別相談会も開催予定だよ〜!詳しくはコチラです!

 

 

じゅくちょー
じゅくちょー
Facebookもやってます!

 

じゅくちょー
じゅくちょー
Twitterのフォローもよろしくです!

 

たろー
たろー
Instagramでは、ボクも登場するよ!