毎日生徒の採点をし続けています。
その中で、ミスの傾向が大きく2分されること
に気が付きます。
「何も考えずにテキトーに文字を書いているミス」と
「思考の流れが見えるミス」です。
明らかに伸びている生徒は、後者のミスをします。
しかし、なぜ前者のような学習の仕方が
習慣化してしまっているのでしょうか?
なぜ意味を考えないのか!?
おそらく、
意味を考えずとも「丸がはいってしまう」ような問題を
永遠と繰り返してきたからなのでしょうね。
テキトーに書いておけば、正解になってしまうからこそ
何も考えずにとりあえず書くことが強化され
意味を考えることが学習の当たり前にならなかったのでしょう。
大学の研究には、非常に興味深いものが多くあります。
ぜひお読みになってください!
プレイフルラーニング!?
プレイフルラーニングという言葉をご存じでしょうか?
幼児期に「プレイフル」な遊びを経験した子どもは、
学びの意欲が高くなるという傾向があるようです。
十文字学園女子大学の人間生活学部准教授、
大宮明子氏の研究は非常に面白いです。
https://benesse.jp/kyouiku/201408/20140829-1.html
本当に幼児期からどのような環境にあるかどうかで、
子どもたちの発達は大きく差がでてくるのかもしれませんね。
もちろん、子どもによって差も大きいので
同じ理想的な環境であっても違いはあるのでしょうけども。
意味を考えることを大切に!?
小学生で使用している教材も
中学生で使用している教材も
ある程度思考して解答しなければ
間違うようにできている問題集を採用しています。
一語多く単語が用意されている問題や、
逆に一語必要な語がかけている問題など
たった一つの工夫だけで、
子どもたちが思考をしなければならない仕掛けとなっています。
ものの見事にちゃんと間違ってくれるので
思考せず問題を解いていることが
手に取るようにわかってしまいます。
そうすることで、一度立ち止まって
意味を考え理解を深める機会が得られます。
一斉授業などで、ミスする前にあらかじめ説明する塾ではありません。
教えないことで生徒たちが進んで学ばざるを得ない
厳しい学習環境を敷いています。
ですが、あえてミスを誘発することで
自分の負の学び方を露見させ、
そのことに気づかせて伸ばすという方法もあるのだと思うのです。
(めんどいですがね〜)
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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