国語学習について

2022年度公立高校入試、国語の最頻出論説文とは!?

じゅくちょー

前回は小説編でお送りしました。

今回は気になる論説文!

昨今の論説文は複雑でかつ

新傾向の問題が増えてきました。

さて、全国の国語の先生たちが

導き出した受験生たちへのメッセージとは!?

大学共通テストまで、あと126日!!

第一回基礎学力テストまで、あと24日!!

中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

じゅくちょー、2冊目の共著となる書籍が出版になりました!

2022年度公立高校入試、最頻出論説文は!?

まずは4県での採用となった、

「はじめての哲学」:藤田正勝(岩波文庫)です。

論説文は全体的に全国でも岩波が多い印象です。

出題となった県は、

  1. 福嶋県
  2. 長野県
  3. 奈良県
  4. 島根県

の以上の4県です。

地方の公立高校の入試問題は、

先進的なチャレンジングな問題を策問してきます。

特に島根県の問題は、非常に興味深く

解いていて面白いですね。

なんのために生きるのか? と考える自分とはなんだろう?

哲学の問いは、いつも私たちの日常の中から生まれてきました。

「自己」「生と死」「真理」「実在」「言葉」……古代から現代まで、人間が考え挑み続けてきた根源的な問いの数々を、やさしい言葉で一から解きほぐします。

予備知識は不要です。

ようこそ、哲学へ。

(Amazonレビューより)

哲学好きのじゅくちょーも大好きな本です。

「ソフィーの世界」も非常に興味深い本ですよ!

続いても、4県採用!?

続いても4県での採用となった、

「人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学」

:河野哲也(岩波書店)です。

さすがの岩波。

文庫から書店と続きました。

そして、昨今他の書籍の採用も多い河野哲也氏です。

高校生となる中学生たちに、哲学を読ませたい気持ちが伝わってきます。

出題となった県は、

  1. 埼玉県
  2. 京都府
  3. 都立立川
  4. 香川県

の以上の4県です。

アクティブ・ラーニングの推進や産業のAI化のなか,創造的な思考力や対話力の育成強化が重視される。

しかし,対話とは,また考えるとはそもそもどういうことか。

対話において,私の中で誰が話し,誰が思うのか.対話する身体はどのように考えているか。

「子どもの哲学」「哲学カフェ」の実践をふまえて原理的に追究。

(Amazonレビューより)

最後は3県からの採用と!?

ラストは3県での採用となった、

「問う方法・考える方法 ――「探究型の学習」のために 」

:河野哲也(ちくまプリマー新書)です。

新書からの出題がかなり多い論説文。

特にちくまプリマーは最近増えてきましたね。

しかも、上記に引き続き河野哲也氏!

この著者の書籍は、基礎学においても要チェックです。

出題となった県は、

  1. 三重県
  2. 山口県
  3. 鹿児島県

の以上の3県です。

変わりつつある世界で変わりつつある学びを身につける。

新学習指導要領の重要キーワード「探究」を知る!

私たちは人生の中で出会う様々な課題を、見つけ、調べて、解決することが求められる時代に生きている。

日常の関心を一歩前に進め、「対話」を通じて学びを広げよう。

生徒と教師に向けた「探究型の学習」のためのテキスト。

自分の人生で、今何をすべきなのか、どうすれば自分の目標を達成できるのか、どういう人生が幸せな人生なのか。

自分にとって何が課題なのかを発見し、それがどうすればよくなるのか、その解答を見つけていく。

これが本当の勉強のはずです。

(本文より)

言わずもがな、この出展作品の問題を解いてみたい方は、

以下の電話帳を解きまくってみてください!

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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