昨日の記事は、今までで一番閲覧された内容でした。皆さん、やはりお子さんの受験は心配ですものね?
本日は、英語の傾向をお伝えしますが、端的に『傾向と対策は期待薄』ということをお伝えしておきます!
- リスニング(1)
- リスニング(2)
- 文法・会話選択・英作文
- 長文読解(会話系)
- 長文読解(スピーチ系)+条件英作文
- 長文読解(論説系)
が基本パターンにはなっています。ちなみに配点は非公開です。
昨今の問題の中身の傾向としては、日本語で答えさせる『内容要約』が増えてきています。各長文に2問ほど出されることもあります。
そしてこの日本語での内容要約が厄介で、英文に書いてあることを訳せばいいレベルではなく、『つまり、どういうことか』を国語レベルで要約することを求める場合もあるのです。
そうです、ここでも日本語の読解力が重要視されています。日本語で言葉を理解する力がなくて、どうして英語が読めましょうか?
どの教科にも、日本語読解力がなくては太刀打ちできない時代が到来しているのです!
なぜなら、文科省は『思考力・判断力・表現力』を学習指導要領に掲げ、これらを育むようにまずはテストや入試から変わってきているから!
では、教育はこれらを育むように変わってきているのでしょうか?答えは、「否」ですよね?現場の学生たちが一番分かっているはずです。
アクティブラーニングの土台とはなるのは、『会話』です。しかし、会話の土台となるものは『語彙力』です。語彙力がなければ、思考は働かず会話は浅い表面だけを上滑りするだけです。
英単語の暗記も、日本語での語彙力が大きな差を生みます。日本語で意味の分からない言葉を、どうして英語で覚え使いこなせるのでしょうか?
話を戻します。
おそらく点数の大半を締める長文読解は、硬派な内容に硬派な単語力・文法力・読解力がなくては太刀打ちできないレベルです。しかし、全国的な入試の流れは間違いなくこのように動いています。
よって、全国の入試の過去問から学べば良いのです!王道ですね!
徳島県だけが特段難しいのではなく、全国的に英語は難しくなってきています。埼玉県の入試の英作文では、「AIが今より発展すればどのような未来になるか」がテーマでしたから、徳島県は条件が与えられているだけ遥かにマシです。
知らない単語は覚え、訳せない文章を訳せるように文法や読解法をアップデートし、豊富な時事ネタからなる全国の長文から前知識を得る。数をこなして単語と出会う回数を増やせば増やすほど単語の習得率は上がります。
読めば読むほど、よく使われる構文や英作文のパターンが見えてきます。長文の中には、正しい英文ばかりが並んでいるわけですから、それらの中から使えそうな英文を拝借すれば、条件英作文は『英借文(パクリとも言う)』すれば突破できます。
汎用性の高い、”it構文”や”make A B”、”want 人 to do” などの英作文のボディとなる型さえマスターしていれば、条件を突破することは比較的容易です。
会話選択文は前後の会話文だけ見ていれば予測は簡単ですし、毎年出される英文整序問題のパターンはだいたい受験必須のものが基本となっています。
何が出されるかの傾向と対策はあまり意味をなしませんが、ポイントを絞って王道の対策をすれば点数アップは十分見込めます。
そのポイントを絞って指導するのが塾講師の勤めです。
まだまだ、諦めるのは早すぎる!現状維持は衰退の始まりです!
より高い学問を学ぶために義務教育から高校教育へと進学するのでしょ?それに備えないでどうするのですか?今のことができず、放ったらかしにしておいて、高校からは学習がスムーズになるなんてうまい話あるはずありません。
学ぶに一番いいタイミングを知っていますか?
「後悔した時」です!
「ああ、マズかったな。。。」「あのときやってれば良かった。。。」「なんて時間のムダを。。。」「申し訳ない。。。」
『謝』りたいと『感』じられるようになった心。『感謝』が芽生えるのは、後悔した時なのですから。友だちに親に環境に『感謝』できるようになって初めて、学問を習得する準備が整ったと言えるのかもしれませんね。