国語学習について

高校古典でつまづかないために!?

 

じゅくちょー
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本日の雑談は、こんなこと!

今日のお品書き

『高校古典でつまづかないために!?

 

大学入試共通テストまで、あと280

中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

 

『つばさ』では、高校進学後の新高1生たちには

「国文法」を取り組むことをお勧めしています。

理由としては、徳島の受験事情が関係します。

 

徳島県の国語科の公立高校入試においては、

「国文法」の出題は1問から多くて3問。

配点としても2点から多くても6点ほど。

これは、学習をする上でのコスパが非常に悪い単元です。

大阪の問題では20点近くの配点があり、

取り組むべき単元の1つに数えられます。

 

このことからか、学校での国文法指導は

かなり手薄になっており、

実際のところ国語の点数に関しても

国文法がミスっていたとしても

「まぁ、しゃーないか」

と流すことも多くなっているのが現状かもしれませんね。

 

ですが、このことの大きな影響が

高校の古典を学ぶ際に表出してくるのです!

高校の古文文法は、中学での口語文法(国文法)が

完璧に理解できていることが前提で進み出します。

 

「はい、これは連用形接続ですから〜。」

「これは助動詞ですね。ですから「シカク」系列の変化になりますね〜。」

 

など、国文法があやふやな生徒や

しっかりと取り組んできていなかった生徒にとっては

日本語での説明で使われている言語が

全く理解できなくなります。

 

古文文法で一番じゅくちょーがおすすめする

望月先生の参考書においても、

国文法が理解できない生徒にとっては

あれだけ分かりやすい説明であっても

半分以上は理解できなくなってしまうのです。

 

高校の合格実績を出すことも塾の使命ではありますが、

入学後に生徒たちがスムーズに高校の学習に取り組めるだけの

土台を中学時代に作ってあげることも

大事な仕事だと思っています。

 

ですから、膨大な量の基礎教材や演習課題を与えることにはなりますが、

傾向と対策だけのテクニックによる指導を避けているのも

大学受験を見据えた中学からの土台が重要だと知っているからです。

 

目先の結果だけに囚われ、

その結果として高校から潰れていく生徒たちを

数多くみてきました。

ですが、この状況を生んでいるのは

生徒ではなく周囲の環境やプレッシャーではないでしょうか?

 

基礎基本を徹底すること。

それが小学校や中学校の学習範囲であったとしても

大切なことは大切であるのです。

基礎の重ね合わせが応用問題となっているように、

高校の学習が応用とするのならば、

今までの9年間の積み重ねができて初めて

攻略できるものとなるのでしょう。

 

とにもかくにも、基礎の徹底が重要というお話でした。

ちゃん♪ちゃん♫

 

たろー
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