ではでは、昨日の故多湖輝氏の「頭の体操」からのクイズの答え合わせから。
合せ鏡は知っていますか?合せ鏡の間に人が立つと、自分の姿が永久に反射し続けているように目に映ります。では、内側が上下左右全面が鏡になった『箱』の中に自分が立っているなら、どのように目に映るのだろうか?(制限時間:15秒)
A. 箱の中には光が入らないから、真っ暗で何も見えない。
いかがだったでしょうか?子どもながらに、「たしかに!でも、ずっこいわぁ!」と思った記憶が鮮明にあります。しかしながら、「今度の問題には、こういう考え方をして答えてやるぞ〜!」と思ったことも鮮明に記憶にあるのも不思議なもので(笑)
頭の中だけでの情報を、現実のものとして置き換えて考える訓練はこのようにして身についてきた訳ですね。そうなのです。『訓練』なのです!
親御さんの中には、「子どもたちが、自分で考えて動いてくれないのです。」というご相談を受けることがあります。ですが、そもそも「自分で考えるように、いつも自分で何でもやらせていますか?」と伺うと、「うぅ、私が何でも先回りしてやってしまってます。だってそのほうが早いですし。。。」と(笑)
これをずっと続けると、最終的には『自分で考えるってどうやるの?』という子どもたちが出来上がる訳ですね。やりたいことも自分で分からない、何が向いているのかも分からない。当たり前ですよね、自分で『選んでいない』のですから。自分の頭で考える『訓練』をしてきていないのですから。
『つばさ』は、「先生、自分の力で解けるようになるにはどうすれば良いですか?」この言葉を生徒たちから引き出すため、一人一人に最善の方法を指南する塾です。自分に最適化された学習の『質』が、圧倒的な『量』を決定し、『量』に裏打ちされた修練が、盤石の『学力』を決定します。
子どもたち自身が、自分の人生を自分の頭で考え、自分に問い立て悩み、試行錯誤しながら『一人でできるようになる、転んでも起き上がれるようになる、自分の歩みを自分で選べるようになる』ことを、ゴールと考えて指導する日々です。
<追記>
題の『展開視思考会』は、『天下一武闘会』と同じリズムでお読みいただければ幸いです(笑)