時代によって大きく変わってきた
教育改革。
私は、「ゆとり世代」に入る
1996年生まれです。
ですが、中学になると
「これも、これも、追加で学んで!!」と
補助教材(薄い別紙の教科書)が突如現れました。
『このままでは、ダメだ!!』と
なったのでしょうか。笑
今はどうかというと、
小学校からタブレットが支給され
AIを使った教育が進んでいます。
今後、AIが発達していく社会で
「この場合は、こういうアプローチがいいのではないか」
「これからはこういうものが受け入れられるのではないか」と
地域性や人間性の特徴を分析し、
新たな価値のあるものを予測し、
生み出していく。
これからの社会では、このような
人間にしかできない能力が
求められるようになります。
具体的には、
「思考力」「判断力」「表現力」です。
「思考力」は、ある課題に対して
「分析」→「解釈」→「検証」を繰り返し
課題を解決していく力です。
また、「分析」するためには、
予め知識を蓄えておく必要があります。
これが大前提なのです。
「判断力」は、
自分で腹を括って決断するということです。
「表現力」とは、
さまざまなものをアウトプットする力です。
今後、社会の中で人間関係の中を生きていくには、
自分の考えを相手に的確に伝える力が必要です。
これらの力は、
卒業をして社会で働く中でも
必ず必要となる力です。
ただ、この3つの力を聞いても
真新しさはありませんよね。
長年、必要だと
言い続けられてきた力のはずです。
ですが、未だ叶っていません。
それは、受験制度自体に変化がなく
結局は受験用の学習をしなければならなかったからです。
しかし、2020年に小学校から始まった新学習指導要領は、
2021年には中学校、2022年には高校でも実施され、
小中高の教育がここでようやく一貫します。
2020年度の入試から、
この後2年間の移行期間を経て、
2024年度入試から新しい大学入試が本格導入されます。
いよいよ、日本の教育が
大きく変化しようとしているのです。
現在よりさらに
実社会を意識した内容になるでしょう。
私たちも、その都度求められている力を
きちんと見抜いていきたいものです。