『学び方の恐怖とは!?』
大学入試共通テストまで、あと273日!
公立高校入試まで、327日!
こんな学び方をしてしまっている生徒がいます。
驚かれるかもしれませんが、案外普通にいます。
大袈裟でも何でもありません。
例えば、「カレーの作り方」を
長い時間かけて必死で学んだ子がいたとしましょう。
満を持して、カレーを実際に作ってもらうことにしました。
すると、その子はおもむろに溶接機と電動ドライバーを持ち出して
カレーを作ろうとしているのです。
これはどのような「学び方」の例えでしょうか?
そもそも、カレーを作ろうとして
なぜこの子は溶接機と電動ドライバーを持ち出したのでしょうか?
何かどう頭の中で行われれば、
このような現象が起きるかちょっと想像してみてください。
<想像してみましたか?>
<本当に考えましたか?>
その子にとって、学ぶということは
「書かれている字だけをみて覚えるだけ」ということなのです。
例えば、「玉ねぎを薄く包丁でスライスし〜」
という言葉だけを暗記している状態と言えるでしょう。
玉ねぎがどんなものなのか、
包丁がどんなものなのか、
スライスとはどのようなことをすることなのか、
全く分かっていないまま、文字面だけを覚えているのです。
いないでしょうか?
公式だけを覚えており、実際の問題を解く時には
何も考えずに数値を公式の中に入れて解くタイプ。
そのため、問題の条件からありえない数字が
答えとなっているにもかかわらず、
「公式に入れて解いたから」と
平気でそれをなんの意味も考えず答えとして書く子が。
キミはそうではありませんか?
ではなぜ、このような学び方を身につけてしまうのでしょうか?
おそらくですが、
「強制的にやらされ続ける勉強」が習慣化すると
このようになってしまうのだと考えます。
意味も考えることなく、
「終わらせることが目的」の学習です。
「解くことだけが目的」の学習です。
終わっていればオッケー。
提出できればオッケー。
このことが習慣化すると、
塾でもある特徴的な学習の雰囲気をかもし出すようになります。
それは、「直しをせずに帰ること」です。
意味が分からないですよね?
できない問題や課題を、
できるように解けるようにすることが学習のはずです。
ですが、自分の帰宅時間ギリギリに
解いた問題を提出し採点をしてもらい、
時間だからと言ってその問題を解けるようにも
直すこともせず帰宅するのです。
もしこれをお読みのキミが、
上記のような習慣を持っているとすれば
それは
「やってもやっても伸びない習慣」
を持ってしまっていることになるのですよ〜!