『受験における情報リテラシーとは!?』
公立高校入試まで、あと36日!
中1中2基礎学力テストまで、あと15日!
大学入試共通テストまで、あと338日!
今年の大学受験は、異例続きです。
例えば、このサイトの記事に目を通していただきましょう。
見出しは
『国公立大2次試験、志願状況の中間集計 倍率0.6倍』
となっています。
ポイントとなるのは2段落目の、
文科省によると、過去10年の中間集計の倍率は1倍弱で推移しており、新型コロナウイルスなどの影響で、受験生が例年より出願先を慎重に選んでいる可能性がある。
この部分でしょう。
例年は、中間集計の時点でも「1倍弱」の倍率なのです。
慎重になっているにしても、減り方が異常ではありませんか?
じゅくちょーは心理専門です。
受験生や保護者の思いをこう妄想します。
共通テスト初年度で、思うように点数も取れなかった。
確実にA判定で落ちることが考えられない学校に出願しよう。
県外の国立より、県内の公立でええやん。
生活費が浮くから車を買ってあげてもお釣りが来るしね。
留学だってさせてあげられるし。
むり目の国立より、手の届く有名私立でもいいかな。
ここから二次の対策は面倒だし、面接だけの大学を探せるし。
コロナみたいな不測の自体に備えて、手に職をつけた方がいい!
プログラミングの専門学校でもm生きていく力をつけた方が潰しがきくし。
受験者と保護者の気持ちを察するに余りある
誰も予期しなかった大学受験の年となりました。
例年の情報ソースにだけ頼り、他の情報を集めなかった人は
出願後のこの結果に愕然としている人もいるでしょう。
バンザイシステムやコンパスのデータが全てと思い込み、
実際の動きや予測を広範囲から集めてみなければ、
人の行動を読むことは非常に難しいことになります。
じゅくちょーは生の情報にこだわります。
全国の塾長たちと情報交換をしているのもそのためです。
都市部の受験生の動向などを伺い、
地方の受験生たちの動向と比べてみることで、
ある程度の予測というものが立っていくのです。
受験は情報戦です。
情報リテラシーを生徒も保護者も、
そして先生も講師も高いレベルでもった上で
子どもたちの人生を方向付ける進学の決定を
できるようになればいいですね!