学び方

原義を調べるとは?

 

今日の授業の中で、

「原義」という言葉を知らない高校生が多くいました。

驚きますし、考えられません。

なぜなら、電子辞書を使ってその子たち全員が

単語を調べていたからです。

単語を調べた場合、その単語のすぐ下に

まず1番に表示されているのが、

その単語の「原義」になっているにもかかわらず!

 

じゅくちょー
じゅくちょー

どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。

  • 『つばさ』の夏期講習会の定員は、満席となりました。
  • 定員に達しましたので、夏期講習会の募集は締め切ります。
  • 平常月の募集は、8月度のスタートとなる8月17日(月)から再開します。

 

「原義」を調べない単語調べに意味があるのか!?

 

今日のこの事実は何を物語るのでしょうか?

それはおそらく、その全員が全員

望ましくない学び方をしているということです。

 

中学生ならまだしも、

高校生にもなって一単語につき、

一つの意味しか含まれていないとは思っていないはずです。

だとするなら、その単語の本来の意味である

「原義」を知りたいとは思わないのでしょうか?

 

「原義」からの派生語が広がる!?

 

例えば、”note” という単語。

原義は「符号・印」です。

そこから派生した単語の意味は数多くあります。

  1. 覚え書き・メモ
  2. 記録・ノート・原稿
  3. (短めの)手紙
  4. (正式な)文書・書類
  5. 注釈・注記
  6. 音・音色・音符

などなど。

 

では、どのようにして

原義の「符号・印」から

これほど多くの単語の意味へと

派生していったのでしょうか?

 

ものごとの「共通項」を考える大切さとは!?

 

原義である「符号・印」が

どのような場合に使われるか考えてみると

その答えが浮かび上がってきますね。

スクロールを止めて、少し考えてみてください。

 

 

 

 

 

そうです。

「全体の中の一部分」であることが分かりますね。

逆に、「全体がなければ意味を持たないもの」でもあります。

 

音楽や曲という全体の中の一部だらこそ、

「音・音色・音符」なのです。

与えられた情報の中の一部だからこそ、

「覚え書き(をするためのもの)」

「記録(をするためのもの)」

「文書(公式な法令を工夫するためのもの)」

「注釈(全体を読むために必要なパーツ)」

 

このように学んでいるか!?

 

学びとは、本来このようなものです。

いやむしろ、このような学び方ができないのなら

どれだけ膨大に学習をしたとしても

それほど意味のあるものにはならないでしょう。

 

定期テストの対策のため、

様々な教科を生徒たちは「自学」で解き進めました。

結果は散々なものとなる生徒も多くいました。

 

納得です。

このような学び方がいつもできていないからです。

これは重大な示唆となりました。

『つばさ』の指導の伸び代が見えました!

 

正しい学び方とは、

ここまで生徒の立場に立って考えなければならないのでしょう。

優秀な生徒たちの「当たり前の学び方」は

当たり前だからこそ「言語化」できていないものです。

 

課題が見えてきました!

もっともっと、生徒たちを伸ばしてあげられるように

じゅくちょー自身も生徒たちから大いに学んでいきます!

ちゃん♪ちゃん♫

 

じゅくちょー
じゅくちょー
それでは、今日はこのあたりで。失礼しま〜す!

2020年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。

じゅくちょー
じゅくちょー
Facebookもやってます!

じゅくちょー
じゅくちょー
Twitterのフォローもよろしくです!

たろー
たろー
Instagramでは、ボクも登場するよ!

鳴門教育大学 附属中学校 附属小学校

友だち追加 [CP_CALCULATED_FIELDS][CP_CALCULATED_FIELDS_VAR name=””]