あれよあれよと、過ぎ去った冬期講習。
みっちりと演習を積み重ねて来た生徒たち。
だからこそ、自分の出来ないところにも目が向きがちになります。
そうです、誠心誠意頑張ったからこそ「不安」は生まれるのです。
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、上位公立高校受験・国公立大学受験専門塾、じゅくちょー阿部です。
学習することで生まれる魔物!?
「無知の知」
この言葉はご存知だと思います。
自分がいかに足らないものであるかを知り、
それを自覚し受け入れることです。
知の巨人であるソクラテス。
そういった賢者ですら、自分は全てを知っているわけではないと悟っているのです。
受験勉強に時間を費やし、解けば解くほど出来ないところも見えて来ます。
ここでどういう心持ちでいるかが、学びの本質に近づけるか決まって来ます。
「感謝」とは、「謝りたい」と「感じる」と書く!
自分がいかに学んでこなかったかを目の当たりにする受験生。
その時、そのことを「受けれる」か「突き放す」で生き方が決まって来ます。
「ああ、なんでもっと早くからやってこなかったんだろう。」
「もうやっても無駄。どうせやっても出来んし。」
ソクラテスは「いかに生きるべきか」「よりよく生きること」について問い続けました。
無知である自分に気づいた時、安易な自己満足でごまかさず、自分と向き合い、真の知に近づこうとする探求が始まります。
それは『いかに生きるべきか』の探求へもつながるのです。
学びの壁にぶつかったとき、本当の意味での感謝に出会います。
「ああ、申し訳なかった。
ずっと言ってくれてたのに、なんでもっと早くからやらなかったんだろう。
なんて自分はバカだったんだ。」
これこそ、受験勉強を経て子どもたちが成長していく『無知の知』です!
「後悔」は、「後から」「悔いる」と書く!
結局のところ、昔も今も人間は「後からしか悔いを感じられない」のです。
先のことを見据えて、何でもできる人は、その前に大きな後悔があったからでしょう。
それはじゅくちょーも同じです。
若かりし頃の後悔が、今の頑張りを生んでいます。
こんなどーしょもない人間を愛し拾ってくれた妻への感謝。
チャランポランだったような人間の元に集まってくれる生徒たちへの感謝。
退路を絶って、毎日全力で生きることしかじゅくちょーにはできませんから(笑)
ちゃん♪ちゃん♫
2019年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。