ひと昔前の理科・社会は、確かに単純な一問一答が多かったです。
もちろん、知識があってこその思考力問題。
ですが、その知識の「質」は全く違ったものになっていますよ!
どーも、塾講師歴17年、37歳3児のパパで認定心理士、じゅくちょー阿部です。
新時代の学力は、こう変わる!
まずは、大きく2つの論点。
- 地図や資料、表やグラフなどを読み解く問題が増加
- 用語のみではない、その背景知識などの広い分野から問われる
これらに対応するための勉強法としては、
一問一答式の「点」を覚え込むような暗記中心の勉強法
学んだ用語知識を用いて、関連する情報を絡めて説明できるように学ぶ
全体を捉える抽象的な流れをつかみ、詳細を説明できる具体で固める!
まずは、学んでいることの全体像をつかむことが大切でしょう。
例えるなら、地図をどアップで見るのではなく、全体を俯瞰するイメージです。
そうすれば、「ああこの地図は、〇〇地方のものだな」ということが分かります。
それから、「なるほど、この地方は川が少ない。だから、ため池が多いのだな」という、具体的な考察が生まれるような学び方。
何のためにこの知識が用いられ、この知識を通して何が分かるようになるのか。
このようなことを考えながら学ぶことが、これからの正しい学び方です。
「赤色のリトマス試験紙に反応するのは、何性ですか?」という暗記型ではなく、「赤色リトマス試験紙に反応するのは酸性の液体だが、これらの酸性の液体に共通する何に反応しているだろうか?」を考えるような探求型の学びが求められます。
「なぜ」を考え、「なぜ」を説明できる力をつける!
求められる学力の「質」の変容はご理解いただけたと思います。
ですが、試験である以上「時間内での解答」という制約は変わりません。
時間さえかければ解ける、では試験では力を発揮できません。
結局は、反復演習により「スピード」も求められることは変わらないのです。
『質』×『量』。
王道の学習法は、いつの時代も王道に違いはありません。
これに『やる気』も掛け算できれば、最強ですね(笑)
ちゃん♪ちゃん♫