中3の生物で学ぶ、DNA。
染色体の中に入っているアレです。
しかし、遺伝子とDNAは
同じものではないとご存知でしたか?
塾講師歴17年、36歳3児のパパで認定心理士、
どーも「じゅくちょー」です。
遺伝子は、
全DNAの中のほんの2%の部分で
体にとって大切なものを
作り出す働きがあります。
例えば、目や耳、髪の毛や骨
心臓などの臓器を作る設計図
のようなものですね。
ちなみに、
遺伝子の英語は、”gene” です。
そして、
DNAは “deoxyribonucleic acid”
すなわち、デオキシリボ核酸のことであり
二重らせん構造をしている、
あの全体の構造を指します。
従来の科学においては、
2%の遺伝子以外の情報は
ジャンクDNAと呼ばれ、
ゴミ扱いをされてきました。
しかし、そのゴミとされていた
98%の中にこそ驚くべき情報があり、
むしろ宝の山のような情報があることが
分かってきたのです。
現在では、
98%の部分のDNAの解析により
ほとんど本人と同様の顔の
シミュレーションCGが作ることが
できるほどになっているのです。
なおかつ、
中学理科で指導してきた
有性生殖を行う場合の指導内容も
変更しなければならないことも
判明しました。
それは、両親のDNAの
ちょうど半分ずつを受け継いで
子どもが生まれると習ってきて
指導もしてきました。
ですが、受精の際に
約3割のDNAが突然変異を起こすことが
膨大な親子間のDNAの調査によって
判明したのです!
驚きですよね!?
これを知って、興奮してしまいました!
自分の遺伝情報は、父と母の半分ずつを
受け継いでいると思っていたものが、
実は3割は父母にはない遺伝情報で
構成されていると分かったのです。
おそらく、
このシステムは突然変異などではなく
必然変異だと私は思うのです。
親という血縁関係は
切っても切れない関係ではありますが
親がどうだ、環境がどうだというのは
もう言い逃れができないほどの
可能性を持って私たちは生まれているのです。
親にはない未知の可能性が
自分の中に30%もあるとするなら
あなたはどう感じますか?
人生は、まさに
夢だらけですよね!?
じゅくちょーの夢も
まだまだ半ばですからね〜!
ちゃん♪ちゃん♫
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