春期講習会2日目の本日、
高校入試の2次募集試験が
一部の高校で執り行われました。
春期講習会の日程は、ここからご確認できます。
2019年度『つばさ』の授業日程は、ここからご確認できます。
偉大な野球人として、
日本の宝『王貞治』選手がいます。
氏は、
『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』
という言葉を残しております。
この氏の言葉の、「報われる」という言葉を
単純に「結果や成果」と考えるならば、
薄っぺらい言葉になってしまう気がします。
「報いの先」に何を見るのか?
これこそが哲学であり人生観であるように思うのです。
もちろん、王氏の残した前人未到の本塁打記録は
大きな成果であり結果でもあります。
しかし、その成果や結果のみならず
そこへ至る道のりの中で得た
人望・信頼・憧れ・尊敬は
計り知れないものがあるのでしょう。
高校一般入試で不合格を突きつけられた
3名の生徒たちを、この2週間指導して来ました。
私の対策は常に、「最悪の想定」をしたものです。
事前に過去問などを入手し、
「楽な試験」と高を括る気持ちで臨むなら
何の為に、自分の人生において不合格という
人には経験できない現実が降りかかったのか
自分の歩みを省みることはなかったでしょう。
立派な二次募集への対策ができたと思います。
小論文では以下のような課題が出されたそうです。
- 「情報社会と私」
- 「資料を読み取り系の小論文」
昨年の過去問は、
「入学後、どのような学校生活を送りたいか」
このような、安易な問題を想定し
対策をして来たものにとっては、
非常に難しい小論文となったでしょう。
面接もまずまず硬派な問答だったようです。
- 「校則についてどう考えるか」
- 「中学生活で得たもの」
- 「将来、どのような人になりたいか」
準備し対策して来て本当に良かった!
彼らは、人が望まない経験をしました。
だからこそ、その経験を通して
何を学ぶかが大切なのです。
その後の歩み次第で、
この悩み苦しみ努力は、絶対に無駄にはなりません!
これからの長い人生を振り返ってみたときに、
「あのとき死ぬほど悩んで苦しんでいて良かった」
と思える時が必ず来ます。
不安を振りはらって一歩踏み出した勇気が、
人生の糧になる時が必ず来ます!
これから訪れるであろう困難や患難に
立ち向かう土台と必ずなります!
不合格だったという過去の事実を、
「良かった、自分には最善のことだった」と
思えるような生き方と過ごし方を、
今この瞬間からしていってもらいたい!
10年20年30年したときに、
スムーズに受験に合格して、
楽を選んで高校に入った子たちとは
比べられないくらいの『強さ』を与えてくれました。
過去はもちろん、今悩むから
明日そして受験日に強くなれる!
悩まないで苦しまないで、
強くなれるヤツなんか、この世に一人もいません!
彼らの大学受験を
密かに大きな期待を寄せる
塾長がいます。
『自分は、こういう人間でありたい!』
という、とてつもなく大きな憧れが
結果的にとんでもない努力を
導いているのですから!