『つばさ』は、手帳を書くことを
授業の一環として当たり前に
生徒たちに行ってもらっています。
「自分で自分の伸ばし方を知る」
言うは易し、とはこのことであり
簡単に達成できるわけではありません。
しかし、小学4年生から甘やかすことなく
自分の学習計画を自分で立ててもらうことを
指導の柱としています。
今日は、そんなお話です。
失敗のない成功はない!?
学習計画を立ててみると、
予想以上に難しいことがわかります。
それは、
「立てた予定通りに行動できない」
ということです。
「そんなの、計画した意味がないやん!」
とお感じになるかもしれませんが
このことこそが大事だと思うのです。
いかに自分が自由奔放に行動しているか、
立てた計画すらもなかなか思うように
行動に移せないということ、
このようなことを知りて
一歩目だと教育的には考えるのです。
無知の知、とは言わないまでも
自分の足らなさを知ることは
とても重要なことではないでしょうか。
修正能力の向上!?
ほぼ100%の生徒たちが、
自分の建てた計画通りには
計画が進まないことを知ることになります。
大事なことは、
「計画は修正しながら進んでいく」
ということなのです。
手帳などが続かない人たちの多くは、
予想以上に「完璧主義者」の人が
多いことが分かっています。
一度緻密に練り上げて立てた計画が
狂い出すと辛抱たまらず
「もう、やーめた」
という状態に陥ってしまいます。
実際のところ、計画通りに進む人など
一人もいないというのが実情なのにも関わらず、
継続しない理由を完璧にいかないからというところに
求めてしまうのでしょうね。
失敗のない成功はない!?
大谷選手ですら、
安打製造機と呼ばれたイチロー選手ですら、
打率は3割程度なのです。
7割近くは失敗をしているのです。
その成功を後ろ支えしているのは、
膨大な努力というのは言うまでもありません。
「楽こそ価値」
という時代に移り変わってきた現代。
むしろ、かじりついて勉強をする人や
血の滲むような努力をする人、
死ぬような思いで仕事に取り組む人を
揶揄するような嫌な時代になってきています。
なんでもかんでもハラスメントと言って、
成長の機会を奪うことを美徳とまでもする時代です。
手帳というアナログなものを使いながら、
『つばさ』の生徒たちには
失敗からこそ学ぶことがあるということを
受験勉強を通して掴んでいってもらいたいものですね。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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