国語学習について

高校からの古文で、なぜ詰まってしまうのか!?

じゅくちょー

徳島県の高校生で、

お悩みが多い教科として挙げられるのは

もちろん、英語数学もありますが

「古典」となります。

本日は、その原因として考えられることを

お伝えしてみようと思います。

今日は、そんなお話です。

大学入学共通テストまで、あと220日!!

徳島県公立高校入試まで、あと247日!!

基礎学平均点情報ページは、コチラ

中学で学ぶ古典のレベルとは!?

中学古文は、

高校で学ぶ古文に比べると

驚くほどの量の少なさとなっています。

「係り結び」は学びますが、

「ぞ・なむ・や・か・こそ」

何形接続になるか

という知識は学びません。

というよりも、

古典の活用形に対して

「未然・連用・終止・連体・已然・命令」

の活用形を中学ではそもそも学ぶことはありません。

このような前提の中学生に対して、

高校は学んでいること前提で

指導をスタートするという乖離が生まれます。

これが1つ目の詰まりの原因です。

国文法も学ぶ内容が少ない!?

全国の公立高校入試の国語の問題において、

一切国文法を出題しない県もあります。

少なくとも徳島では3点の配点があり、

多いところでは20点近くの大問と

なっているところもあります。

実は、この配点のバラバラさが

高校の古典の詰まりを助長している

可能性もあるのです。

古典文法を学ぶ上で、

そもそもの現代文の国文法を知らなければ

古典文法で解説される言葉の意味が理解できません。

例えるなら、フランス語を学ぶときに

英語を使って指導している状態で

そもそもの英語がよくわからないという状況と

例えることができるでしょうか。

中学時に、国文法を学ばずとも国語の

点数が取れてしまう状況が、

高校の古典の詰まりを生む原因となっているのです。

負のスパイラルを断ち切る!?

このことから考えると、

現在高校に入学して古典に詰まっている場合、

その原因が中学古文にあるのか

国文法にあるのかは判別しておく必要があります。

幸いなことに、中学古文も中学国文法も

学んでいる学習内容の量は多くありません。

マスターするのに1ヶ月ほどで十分ですので、

やり直しは比較的容易にできます。

夏休みなどの時間を利用して

克服しておくことも十分可能ですし、

高校3年生であれば

集中して取り組めば、

1週間ほどでマスターも可能です。

長期休暇をどう利用するか。

受験の天王山である

夏期講習会が来月からスタートします!

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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