高校受験について

2024年度徳島県公立高校入試、理科の考察

じゅくちょー

さぁ、本日は理科の問題分析です。

最近の入試の理科は、

思考力問題の出題形式が多く

初見の問題も増えてきました。

初めて見る問題に対して、

自分の今まで取り組んできた知識を

どう繋げていくか、

そのようなことが求められる

問題だったかと思います。

今日は、そんなお話です。

国公立大学後期試験まで、あと日!!

徳島県公立高校入試まで、あと362日!!

基礎学平均点情報ページは、コチラ

全体の雑感としては!?

<総評>

全体に昨年と比べても

難易度は低めであったと考えられます。

どの点数層を目指す人でも、

全員が確実に抑えてほしい問題が

非常に多かったです。

過去問題を解いていたとしても

昨年とは分野がかなり異なっており、

あまり経験を活かせる内容ではなかったといえます。

大問1)小問集合

すべてきわめて基本的な問題でした。

(4)(b)の問題の聞き方が少し珍しかったですが、

全部間違いなく解けてほしい問題です。

(1)地震波,

(2)細胞分裂

(3)物体にはたらく力

(4)アンモニアについて、主に知識を問う問題。

(b)は(a)に比べて知識を活用する問である傾向があるが、

特段難しいわけではない。

大問2〜3はどうだった!?

大問2)人体

体循環についての話題でした。

(2)で面白い図の問題が出てきましたが、

心房と心室のはたらきがわかっていれば、

難しい問題ではなかったはずです。

循環が「道筋」という聞かれ方をしていたり、

心拍出酸素量の計算があったりと

頻度として少ない問題もありましたが、

難易度は易しめだったと考えられます。

ヒトの心臓と血液、血管について。

基本的に簡単だが、

(2)は心臓の弁に対する視覚的なイメージが必要であり、

難しいのではないかと思う。

(5)は純粋な計算問題であった。

大問3)天体

苦手としている子が多い天体ですが、

昨年と引き続いての出題でした。

(2)では図示の能力が求められ、

(4)では月との相互関係の理解が求められていたりと、

苦手としている人にとっては

難しい問題だったのではないかと思います。

類題を解いていれば問題ない程度だと思う。

(5)公転周期の違いから金星の位置を求める問は

慣れていなければ少し難しいかも。

大問4〜5はどうだった!?

大問4)電池

マイクロプレートという初めて聞くような言葉や

初めて見るような図が載っていた問題。

見たことがないものに拒絶反応を示さない練習を

日ごろから意識することが大切だと考えられます。

イオン化傾向については記憶していなくてもよく、

表から理解できるようになっていました。

濃度と拡散の関係など、

設問自体はどれも基本的なことでしたが、

しっかり読んで情報を処理する能力が少し必要でした。

電池の仕組みについて理解していれば基本的な問題である。

大問5)回路(オームの法則)

(2)の回路図を書く問題が珍しかったです。

しかし、図3,4にて書き方がある程度例示されており、

難度としてはそこまで高くありませんでした。

基本的にはオームの法則を理解していれば

解ける問題ばかりで、(5)のみグラフを

読み取る必要がありました。

(5)についてはすべての選択肢について

計算してみたとしても十分な時間があったと思いますが、

うまく補助線を利用するなどして対応したいところです。

共通テストの出題傾向に近いものを感じました。

問題自体は特に難しいわけではないが、

資料の文章量が多く、

内容の把握に時間をとられてしまいそうだと思った。

以上、2名のスタッフによる分析を

ミックスさせていただきました。

ご参考になれば幸いです。

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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