『つばさ』における、
「できる」という言葉の定義を
言語化・見える化しようと
スタッフたちと議論しています。
医学科まで上り詰めたスタッフ間にも
認識の違いがありとても面白いです。
今日は、そんなおな話です。
「できる」までのプロセスとは!?
『つばさ』における「できる」までのプロセスは、
「分かる」→「解ける」→「再現できる」
という認識で議論をしています。
しかし、そのそれぞれの段階においても
もっと細かく、10段階のプロセスがあるだろうという
結論に落ち着きました。
地頭がいい、センスがある、
このような正体不明の抽象的な言葉のカラクリを
言語化や見える化で紐解くことができれば
『つばさ』としての教務は、
生徒たちに大いなる武器となるはずです。
しかも、塾人としては非常に興味深いテーマです。
点・線・面・立体の理解!?
学習の理解、そして向上には
段階があると考えます。
それが、書籍には記しました
点・線・面・立体の理解の階層です。
点の理解:「分かる」フェイズ
- 語句の定義や公式を覚える:
→用例の知識を蓄える - 解説から結論を理解する:
→なぜかが分かる - 問われていることや状況を把握する:
→図示・言い換えができる
線の理解:「解ける」フェイズ
- 例題や公式を見ながら解く:
→真似ることができる - 解き方を理解し解答を自分で書く:
→不明点を指摘できる - 繋がりを意識し類題を解く:
→逆算して考えられる - 何が分かっていないか苦手を分析する:
→自己分析ができる
面・立体の理解:「再現できる」フェイズ
- 複合的な問題を解く:
→要素を分解して解ける - 類題を見抜き共通項を考える:
→難易度を判断できる - 単元を隠し横断的に解く:
→作問できる
以上の階層を経て学習を深めていくことが
『つばさ』においての
「正しい学習」ということになります。
いかに、「真似る」だけの学習が多いことか!?
生徒によっては、
幼少期からの学習習慣によって
「分かる」フェイズの①だけを経て
「解ける」フェイズの1つ目である
「真似ることができる」
だけを学習習慣に染み込ませている
タイプが非常に多くいます。
俗言うパターン学習による
無思考・作業暗記型の学習です。
何故そうなるのか。
図示などの言い換えるとどうなるのか。
学んだとき、
自分への問い立てができるかどうか、
そのような学習思考が当たり前となるかどうか、
学習成果の違いは
ほんの小さな差の積み重ねによって
大きく開いていくものなのです。
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!