本日は、全国マーク模試が実施された高校もあり
高3生の出席がバラバラでした。
逆に模試が別日での実施の高校生たちは、
土曜というチャンスを小論文演習に当てるものも。
小論文の添削は、本当に精神が削られます。
知識も重要ですし、添削の目も必要ですから。
今日は、そんなお話です。
小論文を添削する目!?
小論文添削には、
その注意を向ける項目が頭に入っていなければ
大学側の採点基準にかなった添削ができません。
鵜の目鷹の目で添削せねば
次に繋げるためのミスチェックができず、
生徒の小論文力を伸ばせなくなります。
例えば、このようなチェック項目が
パッと思い浮かびます。
- 口語表現(会話口調で書かれていないか)
- 漢字ミス(誤った文字を使っていないか)
- 原稿用紙ルール(誤ったルールで記述していないか)
- 条件確認(問われていることに正確に答えているか)
- 論評表現(小論文に相応しい文体か)
- 呼応関係(主語述語や接続詞の働きがつながっているか)
- 説明不足(自分だけが分かっている表現になっていないか)
- 主観的表現(誰が読んでも一定の感じ方となる表現になっているか)
- 論証不足(主張に対して根拠が伴っているか)
- 対立関係(適切な二項対立として論述できているか)
などが、チェックのポイントとなります。
自分1人では難しい小論文対策!?
じゅくちょーも毎日ブログを書いていますが、
他者目線で読んでもらわないと
ミスに気づけないことが多々あります。
誤字脱字はPC上でももちろん起こります。
文章が長くなり、主語述語の結論が
結びついていないこともあります。
これが時間の限られた緊張感の中、
正確にできることの方がすごい訳です。
自分の文章を俯瞰的に考えられるだけで
その時点で小論文対策は必要のないこと
ということになってしまうからです。
誰かに見てもらうということ自体が、
小論文対策になっていると言えるでしょう。
客観的になる練習!?
自分が考えていることを、
相手に伝えることは簡単なことではありません。
そして、文章においてもそれは同様です。
いやむしろ、文章でこそ
自分の考えを伝えることは難しいのです。
自分が分かっていることや考えていること、
感じていることや思っていることは、
ほとんどの場合主観的になっています。
主観的な言葉を突破して、客観的になること。
「あれ?これは読んだ人に伝わるのかな?」
「んん?このことは自分が感じてるだけかな?」
「おっと?これは相手はそうは思ってないよな?」
このような意識を持って生徒は書き、
そしてそれを見てもらってのフィードバックをもらう。
結局はこの積み重ねが、
小論文力を泥臭くとも向上させる秘訣なのでしょうね。
ちゃん♪ちゃん🎵
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