小学生の国語教材。
助詞・助動詞の練習問題では、
たった一文字の「ひらなが」を
使い分けるという課題があります。
「が」「を」「は」「も」。
一文字でも重要な意味を持ちます。
簡単と思うかもしれませんね。
しかし、そうでもないのです。
書かせてみることで課題が見える!?
校庭にはたくさんの生徒がいなかったが、みんなでのびのびと野球をすることができた。
このような不自然な日本語を修正する問題。
国語が苦手、設問を読まない子、
問われていることを正確に掴めない生徒、
このような生徒たちにとっては、
何が不自然であるのかに気付けません。
読んでいるようで読んでいない。
見えているようで見えていない。
理解しているようで理解していない。
生徒の中にはこの問題が、
校庭にはたくさんの生徒がい●●●●●、みんなでのびのびと野球をする●●●●●●。
このように見えているのかもしれませんね。
文字を読み飛ばす技術!?
センター時代の現代文の内容だったかとは思いますが、
「情報過多社会の中で生活する子どもたちの中には、
多すぎる情報を『カットする技術』や『スルーする技術』
を強化してしまっているものもいる。」
というものがありました。
言い得て妙だと感じます。
本当にそうなのではないかと、
現場の指導では感じずにはいられません。
瞬間的にわかるもの。
楽して理解できるもの。
思考をともなわずに取り組めるもの。
このようなことを求める学習姿勢で、
何が身についていくというのでしょうか?
AI社会は後戻りすることはありません。
では、そのAIを使いこなす大元になるのは何か?
もちろん、「プロンプト=指示命令言語」なのです!
言語能力が格差を拡大する未来!?
高専卒の本来はゴリゴリの理系のじゅくちょー。
そんな者が、ウホウホの国語英語という
文系の冠を拝した名前を塾に付け、
言語を土台として受験指導をする理由が
ここにあります。
おそらく、近い将来は
日本の大学受験のシステムは大きく変わります。
知識偏重の時代から、スキル偏重の時代になるでしょう。
もちろん、人間力も立派なスキルの一つとして考えられるはずです。
そのとき、最重要ポイントとなるのは
「自己表現」
となるでしょう。
それは、文字や文章だけに留まりません。
アートやプログラムも含まれることになるのは間違いありません。
しかし、これらの土台となるものは
「言語」
であると、じゅくちょーは信じて疑わないのです。
たった一文字の「ひらがな」にも意識を向けられる感性。
受験指導で養っていきたいものです。
ちゃん♪ちゃん♫
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