じゅくちょーは日々の授業の中で、
生徒たちにいろいろな話をします。
その生徒の学び方がよくない場合、
その子の部活動や長年経験している
何かしら具体的なイメージができるもので
例え話をしてあげることもしばしば。
その中でも、最近の例え話は
なかなかいい感じだったので
シェアしてみようと思います(笑)
探し物は何ですか!?
あなたがオーケストラ部だとしましょう。
楽器などを控え室に置いておき、
会場でのミーティングをしています。
指揮者の顧問の先生があなたに、
「トランペットだけ3本、持ってきてくれる?」
とお願いされたとしましょう。
さてあなたは、どのような思考を働かせて
トランペットを3本持ってくるとでしょうか?
伸びないタイプの子たちは
驚くような行動を常日頃の学習の中で
していることになるのです。
そもそも考えているのかどうかも定かではない!?
控え室に走り、楽器が入っているケースを
端から端まで開けては中身を確認し、
違う場合にはケースを閉じ
それを全てのケースで繰り返し、
中身がトランペットだと分かれば
嬉しくなってそれを1本持って指揮者の元に走り手渡し、
もう一度楽屋に戻って同じことを3度繰り返そうとするのが
伸びないタイプの子たちが学習でやっていることになります。
自分が仮にお願いされたとすれば、
どのような手順で行動をしていくでしょうか?
トランペットということは、
まずケースの形状を判断するはずです。
全てのケースをとにかく全て開けるという行動は
ケースの形状というものに対して
全く意味合いを感じていないことになります。
意味を考えず学ぶことは可能なのか!?
形状を判断するということは、
トランペットの形や大きさを前提として
知っていなければなりません。
そして、それに準じたケースから予測を立て
複数個を比べながら開けてみる。
そして、トランペットが入っているケースが分かれば
同型のケースを必要なだけ開け、
そして指揮者の元へと持っていくという流れが
「当たり前」の行動となるでしょう。
しかしながら、いかに
「とりあえずケースを全て開けてみる」タイプ
の生徒が多いか!
そりゃ、頑張ってるといったとしても
頑張ってケースを開けるという行動をしているだけであり
学習として意味を考え判断するという部分が
かけた状態での行動のみでは、
伸びるはずがないですものね。
ちゃん♪ちゃん♫
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