昨今、塾の定期テスト過去問の
問題が取り立たされています。
西日本新聞というサイトで、
というものが展開されております。
『つばさ』では、定期テストの過去問を回収する
という価値観がないため、行っていません。
逆にそのような対策をしてもらってきた生徒たちは、
高校からの対策においてどのように学習をすればいいのか
わからないでいる可能性もあるのです。。。
何を習得すべきなのかも考えない習慣が!?
定期テストの過去問で対策する。
残念ながらその感覚がじゅくちょーにはなく、
なぜそのような発想が出るのかが不思議というイメージです。
単元も範囲も絞られた定期テスト。
学校の授業を受け、ポイントを絞り、
大事なところを考え、要点をまとめる。
このことができれば、定期テストレベルの内容であれば
それほど困ることはないと思うのです。
しかし、過保護の極みというべきなのか、
子どもたちのできることであっても
代わりにやってしまうことで、
子ども自身のできることが増えていかない
マイルド虐待という言葉があるのと同様に、
定期テストの過去問を「丸暗記」させることで
考えることを放棄させる指導が
全国的に大手塾でも横行しているようです。
ぞっとしますね。。。
ポイントを考えずに授業を受けること!?
指導者は、学習指導をする際に
ポイントを考えて授業を構成するはずです。
生徒も同様に、その授業のポイントとなる部分を
考えながら意識してノートにまとめていくはずです。
しかし、その授業を受ける家での当たり前の所作的な部分が
育っていない生徒たちが増えているのかもしれません。
学習塾の弊害とは言われたくはないのですが、
その一端を担っている危機感は持っておく必要はあると思います。
定期テストでは過去問は使いませんが、
基礎学力テストや入試ではやはり過去問は有用です。
それでも、あくまで生徒自身が学習のポイントを掴み、
それを中心に自分の学習をデザインできるような生徒たちを
育てて行きたいと思って毎日指導に励んでいる訳ですから。
解けばいいと思っているだけで伸びるのか!?
どれだけいい教材だとしても、
何も考えずただ作業的に解くだけでは
学力はついていかないものです。
自転車の運転であれば、
身体を動かすということで
様々な情報が体幹を通して脳内にも伝わり
想像以上の情報刺激が処理されていくことで
反復動作を通して習得できることもあるでしょう。
しかし学習というものは、
「考える」という行動を通して
学力というものを習得していくものだと考えるのです。
単純な知識の暗記であれば体で覚え込むことは可能でしょう。
しかし、知識の活用というレベルのことであれば
試行錯誤を通して考える中で活用に至ると思うのです。
点数という結果を目的として効率化を図った結果が
後の難易度の高い模試において全く出ないということが
起きないことを祈りながら。。。
ちゃん♪ちゃん♫
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