弱さを持った人は、
強くなろうともがきます。
そして、もがき苦しみます。
強さを持った人に打ちのめされ、
強さを持った人と比較をし
自分を卑下し弱い自分を責めます。
でも、弱いことが悪くて
強いことが偉いなどと誰が決めたのでしょうか?
聖者の行進!?
古いドラマですが、大好きだったドラマがあります。
1998年のTBSドラマの一つであり、
当時は世間に大きく問題提起を投げかけ物議を醸しました。
作品名は「聖者の行進」です。
内容は茨城県の水戸市で起きた
水戸事件(通称・水戸アカス事件)を基にしたもので、
題名は純粋な心を持つ知的障害者達を聖者になぞらえるとともに
ドラマ内で演奏するジャズナンバーの「聖者の行進」からとられています。
当時は中学生でしたが、鮮明にこのドラマの内容は覚えています。
ドラマ内のいかりや長介さんのセリフ!?
ドラマには、故いかりや長介さんが弁護士役として出演していました。
その役のセリフで以下の様な言葉があり、
今でも大好きな言葉の一つとなっています。
強くなることはないです。
弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。
人間は元々弱い生き物なんです。
それなのに、心の苦しみから逃れようとして強くなろうとする。
強くなるということは鈍くなるということなんです。
痛みに鈍感になるということなんです。
自分の痛みに鈍感になると、人の痛みにも鈍感になる。
自分が強いと錯覚した人間は他人を攻撃する。
痛みに鈍感になり優しさを失う。
いいんですよ、弱いまんまで。
自分の弱さと向き合い、それを大事になさい。
人間は弱いままでいいんですよ、いつまでも…。
弱い者が手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。
本当に優しい言葉であり、本当に強い言葉です。
こういう社会が実現することが望ましいと
心の底から思います。
そもそも人間は弱いからこそ!?
人から「弱いね」と言われたこと。
人から「繊細だね」と言われたこと。
人から「華奢だね」と言われたこと。
人から「過敏だね」と言われたこと。
人から「神経質だね」と言われたこと。
しかしこれは、鉛筆に対して
「あなたは鉛筆だね」
と言っているのとあまり変わりません。
人はもともと弱い生き物であるという全体に立つならば、
弱い生き物に弱いと事実だけを伝えているだけなのです。
優しすぎて傷つき易く、人の強い言葉を返せず
常に痛みを抱えて生きている人たちが
世間には溢れかえっています。
弱い人が悪くて、強い人が偉い?
これは誤った考え方ではないでしょうか?
弱いままでいいのだと。
弱い者が手を取り合って、
生きていく社会こそが素晴らしいのだと。
弱さを卑下しないで、自分を責めないで!
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
『11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学 合格バイブル〜親子で読むと勉強にすぐ結果が出る!〜』
が発刊されました!
徳島という地方の受験生たちが、情報弱者として受験に対して後手に回らないためのお役立ち本間違いなし!
ぜひ、お近くの書店やAmazonにてご購入し、お手にとってお読みいただければ幸いです!(2022.8.20時点:勉強法のカテゴリーで現在17位!)
そして、第一弾となるKADOKAWAから出版された、
『自学力の育て方』も絶賛発売中です!