大学受験について

合理化の罠とは!?

じゅくちょー

『つばさ』では、上位高校合格を目指す

優秀な生徒さんたちとも巡り合います。

縁があって指導をさせていただいていますが、

非常に頭がよくキレもある生徒さんの中に

頭がいいからこそ、学習を極端に「合理化」

問題を解いてしまうことが習慣化してしまっている

生徒さんとも出会います。

では、「合理化」することの落とし穴とは何でしょうか?

R5年度大学共通テストまで。あと352日!!

徳島県公立高校入試まで、あと40日!!

中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

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簡単な問題を解き続けることの罠!?

学習において、スモールステップの視点は

非常に大切になってきます。

いきなり難しい問題にチャレンジすることで

得られることもありますが、

それでも初めは理解しやすく解きやすいものから

始めることをお勧めします。

しかしながら、

その理解しやすく解きやすいものだけに取り組み、

その学習単元やその教科自体を

「単純なもの」と勘違いしてしまうこともあるのです。

「基礎基本=簡単なもの」という勘違いも同様ですね。

基礎基本とはどういうものか!?

例えば、国語や英語の棒線部について答える問題で、

「棒線部の前後のすぐ近くに答えがある」

「本文を照らし合わせなくても常識で正解が分かる」

「途中まで合ってれば正解となる」

という問題を解き続けることによって、

どんな問題も上記のような解き方で合理化し

何も考えずに解答を選んでしまうことが

学習上の悪癖となってしまうことがあります。

考えられ練られた基礎基本の学習とは、

根拠を持って解答を選ぶ習慣をつけてくれるものです。

そして、その根拠の手がかりとなるものの

隠し方や言い換えの仕方、解釈の仕方に対して

工夫に工夫を凝らして生徒たちの思考を促してくれるものです。

単純で練られていない問題集を何度繰り返しても

最近の傾向のテストでは結果が出ないことは、

これらが原因である場合もあるでしょう。

大学受験に向けた学習へアップデートできているか!?

高校受験はあくまで通過点です。

最近の基礎学力テストにおいても

思考力を問うような新傾向問題が増えていますが、

そのような学習にアジャストできずに、

そのまま高校に進学してしまうと

大変なのは生徒たちです。

器用で頭がよく、素直だからこそ

オールドタイプの学習法を習慣化させ

ネット上の本質的ではない学習法を鵜呑みにしてしまい

伸びない悪癖を持ってしまっている生徒たちは

意外や意外、数多くおられます。

特に鳴物入りで城東や城南、市立理数科などに入学し

過去自分の中学校では3番以内という成績を誇っていた生徒であっても

蓋を開けてみれば200番台ということはザラです。

もちろん、その結果を受けて

どう歩みを進めるかが大事なのですがね〜。

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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