『つばさ』では、上位高校合格を目指す
優秀な生徒さんたちとも巡り合います。
縁があって指導をさせていただいていますが、
非常に頭がよくキレもある生徒さんの中に
頭がいいからこそ、学習を極端に「合理化」し
問題を解いてしまうことが習慣化してしまっている
生徒さんとも出会います。
では、「合理化」することの落とし穴とは何でしょうか?
簡単な問題を解き続けることの罠!?
学習において、スモールステップの視点は
非常に大切になってきます。
いきなり難しい問題にチャレンジすることで
得られることもありますが、
それでも初めは理解しやすく解きやすいものから
始めることをお勧めします。
しかしながら、
その理解しやすく解きやすいものだけに取り組み、
その学習単元やその教科自体を
「単純なもの」と勘違いしてしまうこともあるのです。
「基礎基本=簡単なもの」という勘違いも同様ですね。
基礎基本とはどういうものか!?
例えば、国語や英語の棒線部について答える問題で、
「棒線部の前後のすぐ近くに答えがある」
「本文を照らし合わせなくても常識で正解が分かる」
「途中まで合ってれば正解となる」
という問題を解き続けることによって、
どんな問題も上記のような解き方で合理化し
何も考えずに解答を選んでしまうことが
学習上の悪癖となってしまうことがあります。
考えられ練られた基礎基本の学習とは、
根拠を持って解答を選ぶ習慣をつけてくれるものです。
そして、その根拠の手がかりとなるものの
隠し方や言い換えの仕方、解釈の仕方に対して
工夫に工夫を凝らして生徒たちの思考を促してくれるものです。
単純で練られていない問題集を何度繰り返しても
最近の傾向のテストでは結果が出ないことは、
これらが原因である場合もあるでしょう。
大学受験に向けた学習へアップデートできているか!?
高校受験はあくまで通過点です。
最近の基礎学力テストにおいても
思考力を問うような新傾向問題が増えていますが、
そのような学習にアジャストできずに、
そのまま高校に進学してしまうと
大変なのは生徒たちです。
器用で頭がよく、素直だからこそ
オールドタイプの学習法を習慣化させ
ネット上の本質的ではない学習法を鵜呑みにしてしまい
伸びない悪癖を持ってしまっている生徒たちは
意外や意外、数多くおられます。
特に鳴物入りで城東や城南、市立理数科などに入学し
過去自分の中学校では3番以内という成績を誇っていた生徒であっても
蓋を開けてみれば200番台ということはザラです。
もちろん、その結果を受けて
どう歩みを進めるかが大事なのですがね〜。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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