塾業界の指導法の派閥として、
「とにかく解かせてから理解が追いついてくる派」と
「理解がない状態で解いても意味がない派」とが
存在しています。
じゅくちょーは、後者寄りです。
しかし、演習なくして定着はないと思っていることもあり
ハイブリッド型かもしれませんね(笑)
「理解」=知識と経験のすり合わせ!?
じゅくちょーの中では、
「理解」とは「知識と経験のすり合わせ」だとの認識です。
暗記の側面が「知識」だとしましょう。
そして、とりあえず解きまくるが「経験」だとします。
理解に至るためには、
最後の「すり合わせる」ということが肝心になってくるのです。
では、「すり合わせる」という思考はどのようなものなのでしょうか?
知識と経験を「繋ぎ合わせる」という側面もあります。
知識と経験をもって「構造を考える」という側面もあります。
知識も経験も積んでいたとしもてなかなか伸びない生徒は、
脳の思考回路に「すり合わせる」という観点がない場合があるのでしょう。
とにかく解いていれば後から理解がついてくる!?
20年、学習塾で指導をしています。
しかし、演習量のみで理解が後からついてくるタイプもいれば
そうでないタイプいることは確実です。
誰よりも努力し演習につぐ演習をしていても
全く結果として現れない生徒も現にいるからです。
知識を活用する、経験を繋ぎ合わせる。
この両輪が学習においては非常に重要なのです。
俗にいう地頭がいい生徒というのは、
知識と経験を瞬時に擦り合わせています。
自分の経験を体系立てて脳内に整理をし、
良く似たものはその整理された脳内の倉庫に
カテゴリー分けして入れるような感じです。
だからこそ、このような生徒は自分で
例えて説明することが非常に得意なのでしょう。
インプットもアウトプットも!?
インプットの重要性を否定しているわけでは全くありません。
インプットがなければ学習は広がりも深まりも持たなくなります。
単純なる経験・演習の重要性も否定のしようがありません。
しかし、インプットしたものを体系化させ
頭の中に利用・活用させるような意識がなければ、
学習としての効果は得られません。
例えるならば、大量のインプットだけを繰り返すのは
散らかった部屋を意図的に作っているようなものです。
どこに何が収められ、どんなものに転用できるかを整理しておくこと。
ちょっとしたひと工夫があるかないかで、
効果が劇的に変わってくるものなのです。
ちゃん♪ちゃん♫
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校
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