学び方

理解する、って何だ!?

じゅくちょー

塾業界の指導法の派閥として、

「とにかく解かせてから理解が追いついてくる派」と

「理解がない状態で解いても意味がない派」とが

存在しています。

じゅくちょーは、後者寄りです。

しかし、演習なくして定着はないと思っていることもあり

ハイブリッド型かもしれませんね(笑)

大学共通テストまで、あと18日!!

第三回基礎学力テストまで、あと16日!!

中学校別:基礎学平均点情報ページは、コチラ

じゅくちょー、2冊目の共著となる書籍が出版になりました!

「理解」=知識と経験のすり合わせ!?

じゅくちょーの中では、

「理解」とは「知識と経験のすり合わせ」だとの認識です。

暗記の側面が「知識」だとしましょう。

そして、とりあえず解きまくるが「経験」だとします。

理解に至るためには、

最後の「すり合わせる」ということが肝心になってくるのです。

では、「すり合わせる」という思考はどのようなものなのでしょうか?

知識と経験を「繋ぎ合わせる」という側面もあります。

知識と経験をもって「構造を考える」という側面もあります。

知識も経験も積んでいたとしもてなかなか伸びない生徒は、

脳の思考回路に「すり合わせる」という観点がない場合があるのでしょう。

とにかく解いていれば後から理解がついてくる!?

20年、学習塾で指導をしています。

しかし、演習量のみで理解が後からついてくるタイプもいれば

そうでないタイプいることは確実です。

誰よりも努力し演習につぐ演習をしていても

全く結果として現れない生徒も現にいるからです。

知識を活用する、経験を繋ぎ合わせる。

この両輪が学習においては非常に重要なのです。

俗にいう地頭がいい生徒というのは、

知識と経験を瞬時に擦り合わせています。

自分の経験を体系立てて脳内に整理をし、

良く似たものはその整理された脳内の倉庫に

カテゴリー分けして入れるような感じです。

だからこそ、このような生徒は自分で

例えて説明することが非常に得意なのでしょう。

インプットもアウトプットも!?

インプットの重要性を否定しているわけでは全くありません。

インプットがなければ学習は広がりも深まりも持たなくなります。

単純なる経験・演習の重要性も否定のしようがありません。

しかし、インプットしたものを体系化させ

頭の中に利用・活用させるような意識がなければ、

学習としての効果は得られません。

例えるならば、大量のインプットだけを繰り返すのは

散らかった部屋を意図的に作っているようなものです。

どこに何が収められ、どんなものに転用できるかを整理しておくこと。

ちょっとしたひと工夫があるかないかで、

効果が劇的に変わってくるものなのです。

ちゃん♪ちゃん♫

たろー

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