基礎学力テスト

令和4年度 第二回基礎学「社会」の問題分析(1) 

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

お待たせいたしました!!!

本日は、11月16日に実施された

「第二回 基礎学力テスト」の社会について

分析していこうと思います!!!

第二回の難易度は?!

今回から「公民分野」も

出題されるようになりましたね!!!

問題全体をみる限り、難易度としては

例年通り難しい問題ではないと感じました。

ただ、大問6に関しては、

問われ方が難しいと感じる生徒さんも

いたのではないかなと思います。

では、詳しくみていきましょう!!!

大問1:世界地理

「公民分野」が入ってきたことで、

大問1~3にわたって出題されていた

地理分野が縮小されています。

今年の第一回基礎学力テストに引き続き、

世界地理では国名を記載されていません。

今回の大問1では、

世界についての複合的な問題が

出題されています。

(1)の造山帯については、

頻出問題と言っていいでしょう!

過去には、平成25・27年の第一回

平成23年の第二回基礎学力テストでも

出題されています。

さらに、平成28年の第三回では

アルプス・ヒマラヤ造山帯』についても

出題されていますので、

今回答えることができたとしても

他の造山帯についても答えられるのか

確認しておきましょう。

また、オーストラリアやアメリカの

貿易、産業についても頻出問題です。

今回は、1つの国に焦点が当てられるのではなく、

複数の国の知識が問われていました。

(8)の記述問題では、

国の経済状況と主に貿易で扱われる作物の関係

答える問題でした。

F国であるナイジェリアでは「原油」

南アフリカでは「サトウキビ」のように、

単一の作物の生産や輸出に依存した偏った経済のことを

モノカルチャー経済と言います。

平成26年の第二回にも出題されていますので、

こちらも頻出と言えます。

語句を問われるのか、語句の説明問われるのか

どの視点で聞かれたとしても

答えられるようにしておきましょうね!

大問2:日本地理

こちらも、日本全体の知識が問われる

問題構成になっていましたね!

(2)の近畿地方でよくみられる

土地開発についての記述問題は、

みなさん答えることが出来ましたか?

丘陵地を切り開いてニュータウンをつくり、

臨海部を埋め立てた開発方法のことでしたよね。

この問題は、過去の基礎学力テストには

見受けられませんでしたが、

昨年の青森県高校入試 社会で

発展問題として出題されていました!

今回、答えることが出来なかった生徒さんは

丘陵地が何か、具体的にはどんな場所が

この土地開発で出来ているのかなど

予備知識も頭に入れるようにしておきましょう!!

さらに、(3)の石油化学コンビナート

平成27年の第三回に、

(5)のリアス海岸については

平成27年第二回、令和3年の第三回にと

こちらも過去に出題された問題で構成されています。

また、海流についても

平成26年・令和2の第一回で出題されていますが、

今回出された親潮だけでなく

その他の海流、別名、位置についても

一緒に復習しておきましょう!

そして、(7)の近郊農業についても

語句だけでなく、語句の説明もできるようにしておきましょう。

平成23年・27年・令和3年の基礎学力テストでも

出題されているようです。

農業に関しては、

地中海式農業なども問われやすいので

合わせて復習をしておきましょうね!

統括(大問1・2)

今回の地理は、比較的解きやすかった

のではないかと思います!!

特に、過去問にまで手をつけられていた

生徒さんにとっては、

『この問題知ってるぞ』と手応えを感じながら

解くことが出来たのではないでしょうか。

私がみてきた基礎学力テストの中でも

過去の頻出問題の詰め合わせのような

問題構成になっている印象です。

「公民分野」が入ってきている分、

難易度は下がっているのかもしれませんね。

明日のブログでは、

大問3以降を見ていこうと思います!!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!

LINE公式