こんにちは!杏ちゃんです!
本日、算数の問題を解いている生徒さんが
縮尺の問題に躓いていました。。。
その問題がこちらです。
縮尺1/200の地図上で、Aの工場の土地は、
縦5㎝、横6㎝の長方形の形になります。
A工場の土地の実際の面積は、
地図上の面積の何倍ですか。
生徒さんは、この前段階で
A工場の土地の実際の面積が
「120㎡」であることは
求めることができていました。
あとは、地図上の面積を求めて
どれだけ差があるのかを考えるだけなのですが。。。
生徒さんが持ってきた答えは、
「4倍」でした。
この違和感に気付くことができますか??
地図のたった「4倍」が実際の面積である
「120㎡」と同じになるということです。
果たしてそれが答えなのでしょうか??
ここで、よく見てほしいのが
与えられた単位と求めている単位です。
問題に書かれている地図の
縦横の長さは「㎝」ですよね!
自分で求めた実際の面積の単位は、
「㎡」になっているので
単位を合わせなければいけません。
大人であれば、そういう問題は
珍しくないと思うでしょうが、
こんなありがちな問題でも
間違ってしまう生徒さんは少なくありません。
縮尺の範囲で習ったことと、
今までの勉強で習った単位変換が
使えるかどうか。
つまり、ここでこれを習ったから
1つだけで考えていくのではなく、
今まで積み重ねてきた知識を使って
解いていく練習が必要だということです。
基礎問題は解くことができるけれども
応用問題になるとできないという生徒さんは、
今まで習ったことを
モノにできていないということでしょう。
国語で得た読解力は全教科に通じますし、
算数で習った比は理科でも使えます。
“これはこれ”という
単なる暗記の勉強だけは避け、
意味を考えて問題を見るようにしましょうね!!!
今日はここまで!杏ちゃんでした!
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