こんにちは!杏ちゃんです!
手帳をいかして勉強を進める
『つばさ』では、
生徒さんたちに1冊の手帳を渡しています。
その手帳には、塾に来てから
何の教科をどのくらいの時間勉強するのか
勉強をして何を学んだか
今後どのような計画で勉強していくのか
これらを必ず書いてもらうようにしています。
手帳の使い方にもそれぞれ個性が出ますが、
今日お話した生徒さんの手帳の使い方が
参考になると思ったので少しご紹介します!!!
中四国の地理について
今日1日、その生徒さんは
国語と日本地理を勉強していました。
身近な地域である、中四国地方。
採点のために持ってきたテキストは
ほとんど間違いもなくどんどん進んでいきます。
そんな時、私は本当に理解ができているのか
確認のための質問をします。
そもそも、各県の位置は把握できているのか
分かったつもりになっていないか
答えの丸が多いからと言って、
安心はできません。
知った知識を咀嚼する
しかし、その生徒さんは
難なく質問に答えることができて
今日1日の学習を終えました。
最後に持ってくる手帳には
『四国から本州に橋ができたことで
デメリットの方が大きいと感じる』と
書かれていました。
詳しく聞いてみると、
『観光の面では県外に出やすくはなったが、
そのことで四国から人が減ってしまい
農業などで人手不足が生じると思ったから』と
答えてくれました。
知ったことについて
自分でデメリットを考察し、
さらにはメリットと比較をして
自分の考えを出していたので、
正直驚きました。
今までは、このような感想を
書いてきたことがあまりなかったからです。
これは、当たり前のように感じるかもしれませんが、
得た知識を咀嚼して自分の考えをまとめることは
普通にできることではありません。
実際のところ、学びっぱなしになってしまう
生徒さんが多いです。
そこまで自分の考えを深めてくれたことが嬉しくて、
さらに「本州四国連絡橋」についての話をしました。
ここはよくテストに出やすいところで、
四国から本州につながる橋はいくつあるか
それらの橋の名前は何なのか
何県から何県を繋いでいるのか
位置関係はどうなっているのか
改めて理解してもらうように伝えました!
きっと、彼は
追加で伝えた知識をまた咀嚼して
理解しようとするはずです。
これが学ぶということなのではないでしょうか。
与えられたことだけでは
問題を解くことはできない。
与えられたものを使って、
咀嚼し、視点を変えて学ぶ。
その積み重ねが
理解を深めてくれるのだと思います。
成績が上がらずに悩んでいる生徒さんたちは、
ぜひ、目の前の文字だけを覚えるのではなく
その知識を使って考えを深めていくようにしましょう。
そして、何を学んで、それを得てどう考えたのか
手帳に残してストックしていきましょう。
そのストックをテスト前に見直すような使い方ができれば
きっといい手帳になるはずですよ!!!
今日はここまで!杏ちゃんでした!
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!