心の有り様

どの視点からの話か

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

皆さんは、下の二つの言葉の意味を説明できますか?

「自己肯定感」

「自己有用感」

自己肯定感とは

最近よく聞く「自己肯定感」というワード。

セミナーや本などでも

扱われるテーマですよね。

「自己肯定感」とは、

ありのままの自分を肯定すること

つまり、自尊心のことです。

「自己肯定感」が高いことで

仕事や勉強においても自分の長所(強み)を生かした

行動ができるようになります。

しかし、「自己肯定感」が低ければ

失敗を恐れて逃げてしまうクセがついてしまいます。

参照:https://mba.globis.ac.jp/careernote/1327.html

自己有用感とは

こちらの「自己有用感」は、

あまり聞き慣れない言葉なのではないでしょうか?

「自己有用感」とは、

『他人の役に立った』

『他人に喜んでもらえた』など

相手の存在なしには生まれてこない感情のことです!!

例えば、

「自分が歌を歌うのが一番上手だから」という自信ではなく、

自分が歌を歌うのが上手いので

「合唱コンクールでソロパートを任された

みんなの期待に応えられるように頑張りたい」

という形の自信のことです。

周りと比べて一番かどうかが重要なのではないため、

最終的には自己評価であるとしても、

他者からの評価やまなざしを強く感じた上で

なされる感情であるという点がポイントです。

参照:https://www.nier.go.jp/shido/leaf/leaf18.pdf

混同して考えてはいないか?

この「自己肯定感」と「自己有用感」、

大きな違いは誰の目線からのものなのか

ということです。

「自己肯定感」は、あくまでも自分目線での感情ですが、

「自己有用感」は、自分の存在が周りの人に

役立っていると認識できている際に感じるものなので、

他者目線からの評価が重要になってきます。

自分はどうか

では、皆さん自身の

「自己肯定感」と「自己有用感」はどうでしょうか?

私は、振り返ってみると

この数年で大きく変わった気がします。

『つばさ』にくる(社会人3年目)までは、

自己肯定感が異様に低く

自己有用感もそこまで高くはなかった気がします。

しかし、これでも成長をした方で

ほとんどマイナスに近かった「自己有用感」は

大学生で参加していた地域活動団体での経験で

上げることができました。

それは、自分では当たり前だと思っていたことが

“誰かの支えになることがある”

周りの人たちに教えてもらったからです。

それでも、「自己肯定感」が上がることはなく、

ひどい時には、周りの方からの声かけにすら

疑いを持っていた時期もありました。

そんな中、「自己肯定感」が低いのにも関わらず

プライドが高いという矛盾を抱えて過ごしていると、

社会人3年目で大きな失敗をしました。

自分だけじゃなく、周りにも迷惑をかけた出来事です。

さらに自信をなくして「自己肯定感」も下がり、

心を壊してしまいました。

では、今はどうなのか?

相変わらず「自己有用感」は高くはないものの

「自己肯定感」は人生の中で一番高い状態にあります。

それは、心が壊れてしまってから

たくさん休み、自分を知る努力をしたからです。

当時、周りからもらった言葉はこんな意味だったのかと

きちんと冷静に振り返ることで

あの時の自分はプライドの塊だったと知ることができました。

できない自分を認めることで、

「自己肯定感」をあげることができたということです。

自分目線での感情だからですね。

「自己肯定感」が低い人の特徴として、

自己評価と他人からの評価を混同させてしまう

クセがあるような気がします。

私がそうであったように。

また、「自己肯定感」を高めてから

「自己有用感」を高めるのは難しい気がします。

まずは、自分自身を認めてくれる場所、環境を見つけて、

自分の思考パターンを変えていきましょう。

人の役に立っているという実感、

その中でいくつものチャレンジを経験することでの達成感、

これらを積み重ねることで

「自己肯定感」をあげることができるのではないでしょうか。

今あなたが自信を持てない理由はなぜですか?

自分目線と他者目線をごちゃ混ぜにしてしまってはいませんか?

今一度、冷静に自分を振り返る時間を

作ってみましょう!!!

自分を大切にできるのは、

自分しかいませんからね。。。

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

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