前回は小説編でお送りしました。
今回は気になる論説文!
昨今の論説文は複雑でかつ
新傾向の問題が増えてきました。
さて、全国の国語の先生たちが
導き出した受験生たちへのメッセージとは!?
2022年度公立高校入試、最頻出論説文は!?
まずは4県での採用となった、
「はじめての哲学」:藤田正勝(岩波文庫)です。
論説文は全体的に全国でも岩波が多い印象です。
出題となった県は、
- 福嶋県
- 長野県
- 奈良県
- 島根県
の以上の4県です。
地方の公立高校の入試問題は、
先進的なチャレンジングな問題を策問してきます。
特に島根県の問題は、非常に興味深く
解いていて面白いですね。
なんのために生きるのか? と考える自分とはなんだろう?
哲学の問いは、いつも私たちの日常の中から生まれてきました。
「自己」「生と死」「真理」「実在」「言葉」……古代から現代まで、人間が考え挑み続けてきた根源的な問いの数々を、やさしい言葉で一から解きほぐします。
予備知識は不要です。
ようこそ、哲学へ。
(Amazonレビューより)
哲学好きのじゅくちょーも大好きな本です。
「ソフィーの世界」も非常に興味深い本ですよ!
続いても、4県採用!?
続いても4県での採用となった、
「人は語り続けるとき,考えていない: 対話と思考の哲学」
:河野哲也(岩波書店)です。
さすがの岩波。
文庫から書店と続きました。
そして、昨今他の書籍の採用も多い河野哲也氏です。
高校生となる中学生たちに、哲学を読ませたい気持ちが伝わってきます。
出題となった県は、
- 埼玉県
- 京都府
- 都立立川
- 香川県
の以上の4県です。
アクティブ・ラーニングの推進や産業のAI化のなか,創造的な思考力や対話力の育成強化が重視される。
しかし,対話とは,また考えるとはそもそもどういうことか。
対話において,私の中で誰が話し,誰が思うのか.対話する身体はどのように考えているか。
「子どもの哲学」「哲学カフェ」の実践をふまえて原理的に追究。
(Amazonレビューより)
最後は3県からの採用と!?
ラストは3県での採用となった、
「問う方法・考える方法 ――「探究型の学習」のために 」
:河野哲也(ちくまプリマー新書)です。
新書からの出題がかなり多い論説文。
特にちくまプリマーは最近増えてきましたね。
しかも、上記に引き続き河野哲也氏!
この著者の書籍は、基礎学においても要チェックです。
出題となった県は、
- 三重県
- 山口県
- 鹿児島県
の以上の3県です。
変わりつつある世界で変わりつつある学びを身につける。
新学習指導要領の重要キーワード「探究」を知る!
私たちは人生の中で出会う様々な課題を、見つけ、調べて、解決することが求められる時代に生きている。
日常の関心を一歩前に進め、「対話」を通じて学びを広げよう。
生徒と教師に向けた「探究型の学習」のためのテキスト。
自分の人生で、今何をすべきなのか、どうすれば自分の目標を達成できるのか、どういう人生が幸せな人生なのか。
自分にとって何が課題なのかを発見し、それがどうすればよくなるのか、その解答を見つけていく。
これが本当の勉強のはずです。
(本文より)
言わずもがな、この出展作品の問題を解いてみたい方は、
以下の電話帳を解きまくってみてください!
ちゃん♪ちゃん♫
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校
じゅくちょーの共著としての書籍第二弾、
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