学び方

「分かりません」といえば終わり?

杏ちゃん先生

こんにちは!杏ちゃんです!

『つばさ』は、学校学年がバラバラの生徒さんたちが

一つの教室で勉強しています。

他の塾さんとは少し違った形で授業が進んでいくので

最初はイメージしにくいかもしれませんが、

一斉個別のようなスタイルで授業を行なっています。

それぞれ今日1日、何の教科を

どのくらいの時間するのかも

生徒さんたちに決めてもらっています。

これは、なんでも全て教えてもらって当たり前

決めてもらって当たり前の環境ではなく、

自分で決めて実行していくという自立力や自学力を

育てるためのものです。

自分で学んで、思考する力を養ってもらうための

工夫はいくつかありますが、

私が一番『つばさ』にきて大事だなと感じたことは

生徒さんが採点をしに来た際に

スタッフが必ず生徒さんへ質問をしていることです。

問題が間違っていた場合は

どのように考えたのかを聞きますし、

正解していた場合でも本当に理解できているのか

改めて確認をしています。

そうすることで、なんとなく正解した生徒さんや

丸つけを目的に勉強している生徒さんの悪い癖を

本人に気付いてもらうきっかけになるからです。

自分の勉強方法のここが良くないんだと

気づかせてくれる塾は多くないと思っています。

そして、毎日生徒さんに質問をしていると

ある一定の傾向が見えてきます。

それは、質問しても自分の間違いを正さず

自分流の間違った方法で勉強している

生徒さんがいるということです。

「この漢字(この英単語)は何て読むのかな?」

『知りません』

『分かりません』

「これはどういう意味なのかな?」

『知りません』

『分かりません』

このような会話をすることもあります。

教えてもらうことが当たり前

知らないことが良いことだと考えているのであれば

仕方ないのかもしれませんが、

その考えで学力が高い状態なのであれば

『つばさ』にくる必要はありませんよね。

現状を変えるために、

さらに良くするためにお金と時間をかけて

塾に行くはずです。

本当はYouTube見てごろごろしたい

お菓子を食べたり、寝たりしたい中で

わざわざ塾に来てくれています。

これは凄いことだと思うんです。

最近の学生さんは、学校や部活だけでなく

習い事もたくさんしている中で

塾に来ているのですから。

そんな中、せっかく来てくれているのにも関わらず

ただただワークを適当に解いて

聞かれたことにも「分かりません」で終わり。

とても勿体ないです。

他の子よりも努力をしているのですから、

結果につながるような時間を過ごしてほしい。

しかし、この思いは

塾に通う学生さん本人に分かってもらうことは

なかなか難しいことで。。。

私自身も学生の頃、

嫌々塾に行っていた時期がありましたから。

なので、私たちスタッフは何度も何度も

生徒さんに質問をします。

分からないなら調べる努力が必要ですし、

それでも分からなければ先生に聞く。

この当たり前のようで難しいことを

習慣化してもらえるように伝え続けるしかないのだと

日々実感しています。

「分かりません」で終わればそこまでです。

分るための努力を一緒にしていきましょうね!!!

杏ちゃん先生

今日はここまで!杏ちゃんでした!

たろー

いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!