じゅくちょー
「当たり前」とは案外抽象的です。
じゅくちょーにとっての「当たり前」と
生徒にとっての「当たり前」とでは
大きな違いがあるようです。
英文精読1つをとっても、
「当たり前」は違うようですねぇ。
精読って何をすること!?
精密に読むこと。
これが精読です。
では精密に読むとは何をすることなのでしょうか?
じゅくちょーにとっての「当たり前」を示してみます。
- 文節ごとに “スラッシュ/” を入れる
- S/V/O/C/Mの文型の判断をする
- 形容詞句/節、副詞句/節がどこを修飾しているかの判断をする
- 代名詞が何を指しているのかを明らかにする
- 訳すだけでなく、文脈から何を伝えようとしているかを掴む
ざっくりと書くと、このようなことをすることが
じゅくちょーの中の当たり前の「精読」となります。
答えを書くことが目的化!?
たびたび、このブログでも警鐘を鳴らしていること。
それが、答えを書くことが目的化する学習の仕方です。
知らない知識は増やせばいいだけです。
ですが、問われていることを正確に理解し、
解答へと導くための過程こそが
学習にとっては重要な部分です。
精読の精度を高めることで得られることは、
- 文章の速読力
- 文章の読解力
- 文章の解釈力
です。
答えを埋めることは二次的な目標であり、
目的は精読力を高めることになります。
手段と目的を履き違えてはならないのです。
目先の魅力に囚われない!?
答えを書くことは、一見して魅力的なことです。
スッキリするからですね。
しかし、目先の快楽に飛びつき
その過程での理解を通して得られる
本当の意味でのスッキリ感を得ずして
学力が高まることはありません。
だからこそ、常に意味を考えながら
多面的に問題を捉え、
この問題を通して得られた力はなんだろう、
別の問題につながる点はどこだろうと
思考を止めないことが大切です。
情報が溢れかえる社会だからこそ、
その選択と省略が難しい時代となりました。
なにかと、子たちが生きていく世の中は
大変ですよね〜。。。
ちゃん♪ちゃん♫
たろー
いろんな質問にもここでお答えするよ!下のLINEからご質問どーぞ!
校